35度以上で猛暑日と言うようになったのは、いつ頃からでしょうか…。
“ゲリラ豪雨”なるものが最近多く、突然もくもくと背の高い積乱雲が発生。
“ドーン、ドーン、ゴロゴロ…”と、グレーの雨雲の中から雷鳴が聞こえて来ます。
間もなく辺りは暗くなり、ポツポツ、サー、ザーザー、ドバーッ!
お天道様が怒ったかのように雨が降り、一瞬で水浸し…。
数十分後、何事も無かったかのように、太陽が照り付け、蝉が再び鳴き始めます。
久々に海に出ました。
遠くに発達した積乱雲と花火のような“ドーン”という雷の音が聞こえます。
携帯サイトの雨雲レーダーを入念にチェック。
大丈夫、こちらには来ない。
波の高さ0.5mの穏やかな海。
その中に身を置いていると、集中力が増し、普段使われていない神経が研ぎ澄まされる。
それが普段へのエナジーになって行く。
夏は暑過ぎてあまり行かないのですが、タオルを首に巻いて、帽子を被り、鮭のおにぎりと凍ったお茶をクーラーボックスに詰め込んで、空と海を見ながらのんびりやる釣りもまた一興。
釣果より、自然との調和。
明日への活力。
プライスレス…。
日没、18時20分。
夕暮れ。
釣り場を綺麗にキープクリーンして、来た時より軽くなったクーラーボックスを担ぎ、フィールドを後にしました。
船宿のお母さんが玄関先の水道で洗い物しながら、『釣れたかい?』と聞いて来ます。
頼む、聞かないでくれ………と思いつつ、『あ、はあ、まあ、小さいのが………』
『今は小さいのが多いんだよねぇ…』とお母さん。
次回はリベンジ。