お伊勢さん
駅に到着した時間は午後6時過ぎ。既に辺りはうす暗くなり始めていました。とりあえずポツンと一台だけ停まっているタクシーに乗り込み、「伊勢神宮を外から見るだけでもいいから、行ってもらえまか?」と無理なお願いに、運転手さんは快く「せっかくだから”おかげ横丁”を通って行きましょうね!」と言ってくださいました。
おかげ横丁は、きっと開いていたらさぞかし賑やかだろうなってたたずまい。その先の大きな鳥居までしか行けませんでしたが日本人の心のふるさとって呼ばれている雰囲気は感じることができました!
「気をつけてなぁ~」間延びした声で親切に見送ってくれた運転手さん。鳥居の外から「格闘技が盛り上がりますように!」ってお願いして、さぁ戻ろう。と思ったら、バスが無い!!19時ちょっと過ぎが最終で、時刻は19時半!トボトボと国道を歩いていると、一軒だけお土産屋さんが営業していました。そこでタクシーを呼んでもらって、名古屋から東京に向かいました。
交通機関の発達していなかった明治以前、「死ぬまでに一度は言ってみたいお伊勢さん」とまで言われていたお伊勢参り。とても中途半端ではありましたが、行って参りました。次回は是非、明るいうちに訪ねたいと思います!