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中国河南遠征記Ⅲ


海戸のパンチ!
海戸のパンチ!




よいよ試合のお話です。まずは第1試合、NJKFという連盟で活躍するY-PARK所属の海戸選手と薛選手(武林風/Xu)の対戦。
薛は、若さに任せて(19歳!)1ラウンドからガンガン前に出て来ます。ただこの種の選手、キャリアの浅さと自信から序盤はドンドン攻撃して良いのですが、後半ガス欠になる場合が多いのです。前半がっちりとガードを固めて手数を出させるあたり、海戸に経験の豊富さを感じます。予想通り3ラウンドに入ると薛に疲れが見え始めました。海戸は動きが落ちて、更に動きの少ないボディに得意のバックスピンキックをクリーンヒット!これは狙っていたな、って位バッチリでした。実は、疲れて息が上がったところにボディへの攻撃をもらうとそりゃ地獄の苦しみなんです。苦しいうえに呼吸ができない。その後も海戸は薛のボディに攻撃を集中させましたので、正直、良く立っているなと思える位、薛は頑張っていました。判定は文句なく海戸。日本チーム、幸先の良い一勝でした。

さてこの試合、地元選手の頑張りと日本人選手の老獪なテクニックが見ものでした。中国のお客さんはしっかりと理解しているようで両選手に大きな歓声が上がりました。いろいろな国に行って格闘技のイベントを通して思うことがあります。あまりスポーツを観賞(特にライブで!)する習慣のない国では、やはり自国の応援に終始してしまう傾向にあります。事実、このイベントも既に3年前からやっているのですが、始めの頃は日本人選手が出ただけで大ブーイングでした。ところが今回は、素晴らしいテクニックに対して、またフェアプレイに対して、惜しみない拍手を頂けたことはプロとしてとてもありがたいことであり、見る側の理解が深まって来たことだと思います。

格闘技って、憎くもない相手と殴りあう野蛮な行為に見えます。でもその先には、実は殴りあった者同士しかわからない友情だとか信頼を得られる事があります(もちろん全てではありませんよ!)。陳腐な話ですが、そういうところにスバラシさがあったりするんじゃないかな、なんて思っています。

死力を尽くして戦いあった二人に、僕も心から拍手を送りました!

格闘技を観戦するなら、絶対ライブです!!K-1もそうですが、海戸選手の活躍するNJKFや他のキックの試合を是非生で見てください!

 

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大成敦
ファイティングスポーツクラブ大誠塾所属
1967年10月3日生まれ
大阪府出身
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