うまうま(フードアナリスト)オフィシャルブログ

“余市町特集”第３弾

余市に来たら、ここは外せないっしょ～

「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」

ＮＨＫ連続テレビ小説『マッサン』の舞台ともなった場所。

マッサンことニッカウヰスキー創始者・竹鶴政孝氏が

ウイスキーの理想郷を追い求め、1934年（昭和9年）に建設した工場です。

放送前の昨年に比べると観光客の姿が増えていました

マッサン効果凄しっ

敷地面積は132,000平方メートルと、東京ドーム約４個分

こんなに広～～～いのに工場は見学無料なんですよ

石造りの壁に赤い屋根･･･雰囲気あるわ～ぁ

それもそのはず

工場内には、国の登録有形文化財に認定された建物が９棟もあるんです

見どころが盛りだくさんの「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」

すべてご紹介したいところですが、とてつもなく長くなってしまうので

おすすめスポットをかいつまんでご紹介します

まずは入口にほど近い場所にある「蒸溜棟」

ここでは、ウイスキーづくりの重要な工程“蒸溜”が行われている場所

蒸溜所のシンボルとも言えるポットスチルがたくさん並んでいます

麦芽を糖化発酵させたモロミをこのポットスチル（蒸留釜）で２回蒸溜させると

モルトウイスキーになります。

加熱方法や地域の気候・風土によってウイスキーの香味が違うんだそうです

実はこちら･･･現在も稼働中で、中に入った瞬間

メイプルのようなウヰスキーのほんのりと甘～い香りがするんですよ～

ここでは、世界でもまれに見ぬ石炭直火蒸溜という製法を採用。

ラッキーなことに、作業風景を目の前で見れちゃいました

迫力あるぅ！

お次のポイントは･･･「ウイスキー博物館」

入ってすぐ･･･

銅製のポットスチルと、ニッカウイスキーのラベルでよく見かけるヒゲのおじ様が

こちらのお方、いくつもの香りを嗅ぎ分けられるブレンドの達人だそうで

「キング・オブ・ブレンダーズ」と言われいたそうです

ここ「ウイスキー博物館」は２つのテーマに分かれています。

ウイスキーのルーツ、製法、種類や楽しみ方などを学んだり、

ウイスキーづくりの道具などが展示されている「ウイスキー館」

竹鶴政孝氏がウイスキーづくりに捧げた軌跡や妻・リタの愛と絆、

歴代のニッカウヰスキーのビンやラベル、歴代のテレビＣＭなども流れる「ニッカ館」

今回は、子供から大人まで楽しめる「ウイスキー館」をご紹介

ウイスキーの原料のモルト（二条大麦）の手触りを体験できたり、

０年→５年→１５年と貯蔵年数による香りの変化を体感できる“熟成の神秘”

というコーナーがあったり･･･

なんだか楽しいんでないか～い

しかし、この先に･･･

ウイスキー好きにはたまらない大人のコーナーが待ち構えております

「ウイスキー倶楽部」

ウイスキー好きの大人たちであふれかえっておりますよ～

こちらは有料試飲コーナーになっていて

ニッカウイスキーの数々をワンショット（１５ｃｃ）３００円～いただけちゃいます

中には、ここ蒸溜所でしか飲むことのできない貴重なウイスキーも

今や製造が間に合わないほどの人気で

しばし店頭から消えてしまっている「余市」や「竹鶴」の姿も～

ボトルで買うとなかなか手が出せないものも、お手頃価格で試飲できちゃうのがいいですね

場内は、花や木々もたくさんあって

春には桜、秋には紅葉、そして冬には真っ白な雪景色と

四季折々の風景が楽しめます

この景色をカメラにおさめるだけでも、よい思い出となりますが･･･

工場なには、あちこちに撮影スポットがあります。

とくに、私うまうまがおすすめするのはコチラ

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建物とウイスキー樽

広い敷地内には数カ所に、こんな感じでウイスキー樽が並べられている箇所が。

ぜひ探して、とっておきの角度から記念撮影してみてください

ちょっとしたお宝さがし的に楽しんでみるのもいいですよ～

お次は、一番奥にある「ニッカ会館」へ

こちらの２階には、無料試飲ができる会場があります

「無料」って響き･･･とってもお得感があるわ～～～ぁ

ここでは２種類のウイスキーと

お子様やアルコールが飲めない方にもうれしいジュースとウーロン茶をそれぞれ１杯ずつ試飲できます。

ジュースは余市名物のリンゴジュース“りんごのほっぺ”

会場には炭酸水もあって、自分でハイボールが作れま～す

ちゃんとハイボールの作り方も表示されているという、至れり尽せりの試飲コーナー

有料ですが、おつまみも販売しているので、本格的にウイスキーが楽しめちゃいますよ

このほかにも、マッサンファンにはたまらないスポットがたくさん

もちろん、マッサンを観てない方でも十分に楽しめます

お土産が買えるショップあるのですが、今年は驚くことにウヰスキーがほぼ完売

やはり、恐るべしマッサン効果でした

時間がある方は、工場の周りを散策してみるのもオススメ～

工場裏手には余市川が流れていて

桜の時期に行くと、桜並木がとってもキレイです

またニッカウイスキー余市蒸溜所の入り口前の道路は

竹鶴氏の妻・リタさんちなんで「リタロード」と名付けられています。

ちなみに、写真右手方向を真っ直ぐ行くと余市駅です

もうひとつちなみに･･･左手は道の駅・スペースアップルよいちになっています

無料でこんなに色々楽しめるニッカウヰスキー工場

マッサン、ありがとーーーーー！！

したっけねーーーーーぇ(^^)/

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

住所：余市町黒川町7-6

見学時間：9:00～17:00

http://www.nikka.com/guide/yoichi/about.html