いつも生放送が多いし、生放送の方が好きだ。収録という形態は、少しだけ緊張感とワクワク感を削がれてしまうから、自分に合ってないみたいだ。でも、油断してはいけない!収録中に、大事なことやいい話しや、勉強になるネタが転がっているからだ。例えば、食文化研究の第一人者である永山久夫先生なんかと話したりするような、いわゆる年長者の先輩方との収録は、「コトバ宝」がわんさか出てくる事が多いんだな。生放送だと、時間に左右されてコンパクトな表現が求められるけど、収録ならば先生方のペースでじっくり話して頂ける。
今日は、ウドの話で盛り上がった。ウドは山に生える。それも、崖崩れがあった後の山肌によく生える。ウドですら、自然破壊を人間に対して健気に知らせてるみたいに。なんていう話をされた。ウドは、ウドの大木でも、ウド鈴木の話でもないのだ!この世には、知りたくなれば知りたい数だけ、ダイジナコトが存在してるんだよ。こんな時代だからこそ、忘れちゃならないダイジナコトだらけだよ。
さて、ダイジナコト。
文化放送の「ふくみみ」という小冊子のコーナーの中にあるインタビューコラムだ。
今回ぼくは、一つだけと言われたら、やっぱり「今を生きる」ことだと答えた。 それは、「ダイジナコト」でありまた、「エイエンノテーマ」でもある。