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エクオールって?

お野菜中心の生活をしはじめてから大豆を意識してとるようになったのですが、


実は最近大豆を摂取してもイソフラボンの効果を得られる体質の人と、そうでない人がいる、ということを知りました。


これってちょっと衝撃。






コラーゲンの含まれる食材を食べれば翌日お肌プルプル説が幻だったのと同じで、よい成分も、そのまま体に吸収して美容成分として働くわけではないんですね。







先日、ブロガーとして大塚製薬さんのセミナーに参加させていただく機会があり、詳しくお勉強してきました。


ただ大豆製品を食べれば女性ホルモンにいい働きがあるわけではない、というのはなぜかというと、


お豆腐や納豆、厚揚げなど、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンには、


・ゲニステイン


ダイゼイン


・グリシテイン


の3種があるのですが、この中のダイゼインは、腸内細菌の状態によってエクオールという、健康や女性の美容に関係している成分に変えられるのだそう。


イソフラボンとしては吸収されないので、美容効果の期待できるエクオールに変換されないと、いくら大豆製品(イソフラボン)を食べ続けても意味がないんですね。


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ただ、このエクオールという成分に身体の中で変換できる人は限られているそうなのです。


日本人は、欧米人よりもこのエクオールを作ることが出来る割合が多くて、更に若い世代よりも年配層の方の方がエクオールを作ることが出来る人が多いのだとか!


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そして、腸内環境が悪いと、その栄養素の変換がうまくできないので、よい食品も身体の健康や美容に反映させることができないのです


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腸内環境を作るのは普段の食生活ですが、動物界では草食動物はエクオールを作ることができて、ライオンなどの肉食動物は作ることができないそうです。


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人間も、若い世代の人がエクオールを作れる人が少ないのはお肉を食べる割合が増えてきたことが理由にあるよう。


日本は特に、歴史的に見ても菜食が長かった民族なので、昔ながらのお味噌汁、山菜、煮物など野菜をたっぷり食べることが身体に合っているのかもしれませんね。


エクオールが作れるかどうかのソイチェックもできるそうですので気になる方はこちらをどうぞ~!⇒

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相川 忍|あいかわしのぶ(フードアナリスト)プロフィール

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相川忍(あいかわしのぶ)
特技:英語、パン作り
生年月日:1983年4月1日
出身地:山梨県

2012年、米国にあるローフード、ビーガンフードの料理専門学校「リビング・ライト・カリナリー・アート・インスティテュート」「マシュー・ケニー・アカデミー」を卒業した。料理教室「Lotus Kitchen(ロータス・キッチン)を主宰。伝統的な日本食文化とベジタリアン食やローフードの融合に挑戦している。

Lotus Kitchen(ロータス・キッチン)

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