オランダ通信 その2
翌日、なかなか夜の明けないオランダのレーワルデンの街が明るくなったのは8時を過ぎ。
餓死寸前の僕はスタートの遅いホテルの朝食バイキングで、それはそれは美味しいクロワッサンを9個も食べて生き返りました。
ルールミーティングとインフォメーションとフォトセッションの合わさったとてもざっくばらんな感じの会議の後、記者会見。
質問や注目はバダに集中します。
その数500は下らないでしょう。大きな会場はマスコミなのかファンなのか分からないけど、人、人、人。
バダの一挙手一投足に歓声が上がります。
しかもキチンとスーツ着て一つ一つ丁寧に答えます。
あんなに暴れん坊だったあの子が、
って上京する不良息子をホームで見送るお母さんみたいな心境でした。