地元愛について考察してみた。
消防団に所属する僕の新年は、地元の神社の警備から始まる。
これは地元愛。
今日、ベラルーシの大使館に行くために駅で待ち合わせをした。
「どっち側?」と聞かれ、「山側」と答える。
海岸線沿いを走る総武線沿線が地元の僕らは、駅を山側と海側で分ける。
そんなくだらない表現が通じるだけで仲間意識が芽生える。
これも地元愛。
ベラルーシの大使館は、外交事務を取り扱っているとは思えないほど寒かった。
そりゃ、もう凍えそうなくらい。
対応してくれた若い外交官はかなりの薄着で、
きっとベラルーシはとても寒いところで彼はそれに慣れていて寒くないんだな、って思った。
足りない書類を取りに行って、
大使館に戻ると、
彼は分厚いコートを着込んで、寒いですねって言った。
寒いんかい!
地元への愛を忘れたんかい!
ってちょっとだけ思った。