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世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
奥田健次(行動分析学者)Xアマゾン

ドキュメンタリー出演(フジテレビ“NONFIX2021”)のお知らせ

パートタイム教授、奥田健次です♪( ̄∠  ̄ )ノ

 

大学を超早期に退職して、軽井沢で学校づくりをやっています。2018年に日本で初めての行動分析学を用いたインクルーシブ教育を行うサムエル幼稚園が開園し、もうすぐ4年目に突入します。インクルーシブ教育によって学力が上がるという海外の諸研究の通り、それは幼稚園の教育ですら実感しているところです。不登校児も出していませんし、別の園で不登園になった子を直してもきました。当たり前です、私、不登校ゼロにしてきた人ですので。

 

さて、タイトルの通りドキュメンタリー番組に出演します。

 

1つ前の番組では、この幼稚園が認可された直後までで終わっていました。エンディングは雪の中のシーンでしたが、まさにあの雪原の部分に園舎が建っています。

 

今回は、この幼稚園が開園された後の様子と、私個人の相変わらず続けている出張カウンセリングの様子など、取材の依頼を受けましたので、足かけ2年、協力してきました。

 

ちなみに、まだ2017年に放送されたNONFIXをご覧になっていない方はネットで探してみて下さい(自己責任です)。

 

放送日時が確定しました。

 

フジテレビ NONFIX

 

2021年1月29日(金) 25:25~26:25 放送

 

深夜ですので、こうした時間表記です。リアルな日付は30日になったばかりの夜中の1時25分から、ということになります。お間違えのないように。

 

NONFIXは、フジのローカル(変な表現ですが)の番組ですので、フジテレビが放送される関東圏域でしか視聴できません。他の地域の方は、BSや地方局の再放送が実現するのをお待ち下さい。関東圏のお知り合いの方に録画など依頼されると良いかもしれません。

 

前回、どうしてもリアルタイムで見たいという長野県内在住の親御さんが、わざわざ軽井沢のちょっと先まで車を走らせて群馬県内に入って、夜中に車内ワンセグで観たという武勇伝も聞きました。出演している私がリアルタイムで観られないのに、なかなかやりますね。

 

さて、どんなふうに放送されるのか、私も楽しみです。

 

もちろん、恰好よく描かれたくないのでしつこくボケたり、汚言を吐いたり、カメラに向かってプロレスラーのように挑発したりしましたが、どうなんでしょうね。さすがに挑発部分はオンエアされないでしょうが、ボケたりしたところは何とか放送して欲しいと願うばかり。面白おかしくしてくれるフジテレビなら、きっとくる。きっとくる。たぶんくる。

 

真面目一辺倒はやめてね!

 

専門的な内容に関して、視聴者のリアクションについて。

 

まあ、これについては毎度毎度思いますが、同業者の評論のレベルが低くて低くて。特に若い人たちね。「評論する前にお前がちゃんとやれ」としか言いようがない。「自分ならこうするけど」とかの愚劣なコメント。そんな失礼なお前は臨床家やない、評論家や。「節子、それドロップやない、おはじきや」レベルの勘違いや。なめんなよ。

 

そんな簡単に評論してしまう連中がいる業界やから、なめられるねん。愚劣コメントは要らん。お前が上手くなれ。

 

年配や先輩の方であっても、あれこれと言う方はいるでしょうが同じことです。臨床の一線を退いた立場で何を言う。こっちはずっとやり続けているんですよ。

 

日本社会がひたすら劣化しているのでヘイトなコメントも年々増加。SNSでみんなが評論家になれるんやもん。しかも、匿名の評論家やから、たちが悪い。

 

今回、カメラが回っている前で普通に「手つなぎ歩き」やら「タカラジェンヌ法」なんかを使いました。マンガの中で描かれている、ちょっと「すわっ」と瞬間移動するあれです。ドキュメンタリーなので、当然やらせも無いし、やり直しすら無いのです。

 

このマンガたちでも紹介している方法。「マンガ 奥田健次の出張カウンセリング – 自閉症の家族支援物語」と「拝啓、アスペルガー先生 マンガ版」です。

 

manga1and2

 

ある大学の教授に「インテイクからカメラの前で全部セラピーを見せるドキュメンタリーは、奥田先生のくらいしか知りませんよ。相当な自信と勇気がないとねぇ、なかなか出来ないことです」と言われました。ほんまにそうですよ。「よく見せてくれました、参考になりました、ありがとう」と言われるなら報われますが、技術を公開してアホな評論に晒されるのは割が合わないわな。それでもやるけども。

 

今まで、生のケースを医師の前でもカメラの前でも色んな技を公開してきました。これからも「直せない」という行動上の問題があったら、喜んで直しますので。一休さんの「とんち」とか違うからね。「血液型をABからBに変更して下さい」みたいなオーダーは、行動上の問題ではないので無理。そういう変なことを言う言語行動なら直せますけども。もしそんなことを言ってきたら「ほな、茶こしとかコーヒーフィルターとか使ってA型の血液だけこしてBだけドリップして戻したらええやん」って言うからな。それか「今の血液を出しながらB型の血液ばかり輸血し続けたら、そのうちB型なるんちゃうん?」っていう助言をかまし、「ところで君、なんでそんなにB型になりたがるん?(和田アキ子さんのトーンで)」という問いかけに至らす。その後に・・・。何の話やねん!

 

技術的なことは、複数の取材で蓄積された映像から50分ほどの尺の中に収められるわけですから、私自身だってどんな風な映像で表されるか分かりません。なので、技術的な評論など出来るはずもないのです。実際には、現場にいる私が親子の繊細な反応から判断して動いているわけです。

 

上記の番組サイトに「思い通りにならないと物を投げる2歳になる男の子」ってありますが、こういう飛び道具を使う行動を直すのは結構大変なのです。体罰などは使わないし、叱ることもしない。「無視してください、消去です」というアドバイスを思いつく人は低レベル。この男の子のコントロールはプロ並みでした。しっかりこっちにぶつけてきます。体罰は使えませんがブロックすることは出来ますし、ちょっとした環境設定をですね・・・。まあ、どんな風に放送されるか分かりませんがご覧下さい、その成果を。

 

番組をご覧になった方へ。

 

毎度、ドキュメンタリーに出演すると相談の依頼が殺到します。基本的には私一人でやっているために、ほとんどその依頼に応じることは出来ません。すでに空いている時間のすべてが、出張カウンセリングの予定で埋まっていますので。もしかしたら、年度替わりのときに例年、少し空きが出てくる場合がありますが、そこもすぐに埋まってしまいます。

 

年齢の小さな子から優先しています。原則的には2歳台以下。

 

直行便のある海外、タイや北米などこれからもなるべく行きます。今はコロナでちょっと無理なのですが。

 

青年期とか30歳を超えた子ども(?)さんの保護者からの依頼も増えます。そういう方々には利用されている施設からご依頼があったら、施設職員にコンサルテーションを行う形で間接的に支援するのが関の山。年齢が高くても直せますけど、小さい子を優先することが社会的要請であると心得ていますので。躊躇しておらずに、早く専門医の診断も受けてください。診断を受けるためだけに2年待ちとかナンセンス。そんな病院には行かなくて良いです。

 

本やマンガを読んだだけでは厳しいとは思いますが、読まずに申し込みをされるのは論外です。少しでも知識を公開して役立ててもらおうと、1冊出すのに相当な苦労をしているものですから、読んで下さい。別のところでも書きましたが、マンガの場合は特に大変。1つのコマ、子どもへの支援の際のセラピストの身体の角度まで忠実に再現するために何度も武嶌さんと修正を重ねて、時間をかけて作り上げたものです。

 

今月末からの佐久市、小諸市でのシリーズ講演会は、初日は満員ですでに募集停止。2回目と3回目も、もうすぐ満員になりそうです。大きな会場で、コロナ対策のために定員を小さくしたため、こうなるのは分かっていました。1,000人くらいのホールで、400人にすれば良かったのですがね。会場費が高すぎますもんね。

 

2018年の熊本での講演会は、大ホールが満員っていうの懐かしいです。あんな日々がまた来るんでしょうかねぇ。あー、馬刺し食いてぇ。あの甘い醤油で喰いてえよぉ。

 

3回とも満員で募集停止になった場合(どうせなります)、どこか地方でまたやりますよ。

 

初日はYouTube配信も決定するなど、緊急事態宣言対応もしています(まもなく締切)。詳しくはサムエル幼稚園のホームページやFacebook、Twitterなどの案内をご覧になって下さい。

 

それでは、フジテレビ、NONFIXの放送をお楽しみに。放送後、時間があったら私自身もまた注釈記事を書きたいと思います。

 

その他。昨年、インスタも始めましたし、リニューアルされた奥田研究室のホームページもご覧下さい。こちら、ご登録いただくとブログやインスタグラムが更新された場合に、ホームページ上でもご確認いただけます。

 

それから、行動分析学道場。これも今年もリモートで実施することが決まっていますし、日程も決まっています。こちらの記事をご覧下さい。保護者・実践家向け合宿もまた予定していますが、こちらは方法日程は未定です。

 

最後に、現在、翻訳中の「いじめ対処」に関する専門書、いよいよ作業が佳境です。今年、必ず出せます。出版されたら、ぜひ読んで下さい。

 

奥田健次

 

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奥田健次(行動分析学者)プロフィール

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奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

プロフィール詳細

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奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/kenjiokuda/

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