コロナ感染よりも自宅アミューズメント感染を憂う(緊急投稿)
パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です。
コロナウィルスのことで、政府と文科省がまた目先の対策でアホなことを決めたねえ。
政治判断で「小中高校、春休みまで休校」というのは、頭の悪い人の考えること。アホやね、アホ。
こんなの英断でもなんでもないよ。
そもそも英断なんかできないよね? もっと早い段階で、たとえば中国からの入国禁止(中国人を国内に入れないではなく、中国にいる日本人も帰国させない)とすれば良かったのに、そういうことはやらないし。
さて、15歳未満の人口が1,500万人ですよね。15歳未満なので中学生以下ということになります。
国は「休校です、学校はありません」という。
これで失われるものは何か分かります?
あるいは学校に設けられているものって何か、と問えば分かるのかね。
学校に設けられたものってのは、「6時間程度の行動」です。
これを失うことになります。
子どもらが自宅で、「別の6時間程度の行動」を得ることになるわけです。
生きている限り、「行動しない」ということはないので。何か代替となる行動をすることになるでしょう。
子どもらからすれば「やることないなあ、テレビ見よう」「やることないなあ、ネットしよう」「スマホの新しいアプリでもしようかな」「YouTubeでも見るかぁ」「ONE PIECEをまた1巻から読もうかな」等々、学校で設定された「6時間程度の行動」に代わる「別の6時間程度の行動」に従事することになります。
私は山ほど不登校の子どもらを再登校させてきました。そのほとんどが「自宅がアミューズメントパーク状態」になってしまっているんです。一旦、こうした自宅での過ごし方を覚えた子どもは、なかなか元通りにするのって難しいのです。
荒療治しか残らないことになり、そうなると子どもの自由を許してきた親御さんが、私の指導について来られなくなることもあります。私でも「直せない」ことになります。もちろん、荒療治に付き合ってくれるなら直せますけどね。
信じられない人、私の本を読んでからにしてね。文科省の「不登校隠し」「隠れ不登校」の問題についてもデータ付きで言及していますので。
世界に1つだけの子育ての教科書―子育ての失敗を100%取り戻す方法(ダイヤモンド社)
学校が面白くなくても「6時間程度の行動」には、面白くない学校に通って過ごすことが含まれています。家庭にはそれが無いですよね。
なので、10万人に1人の賢い親のために知恵を授けます。
休校中、1時間目から6時間目まで学校で過ごしているのとまったく同じ時間設定をして下さい。ちゃんとチャイムも鳴らしてね。
休み時間は自宅なので、何なら寝っ転がっても良いですけども。でも、またチャイムが鳴ったら席に戻すんやで。
1時間目、国語(自習)。2時間目、算数(自習、ドリル)。3時間目、理科(自習が無ければEテレをきちんと着席した状態で見る)。4時間目、社会(市販の教材を実施)。みたいな感じで。
私の本にも書いてあるけれども、きちんとこれらをやっているかどうか監督者が必要です(学校には居ますよね)。共働きの家庭は、どちらか片方、仕事を休んででも監督者になるしかありません。「経済的にやっていけないよ」という怒りは、私に向けたらアホですよ。
こんな目先の英断ぽい判断(何度も言うが英断ではなくアホな人がやった政治判断)をした為政者に対して怒るしかないでしょ。
国民の多くもアホなので、これはどうしようもないよな。
だって、マスクと消毒液は品切れしたでしょ?
ところが、書店から「ドリル」「小中高向けの参考書、教材」が消えてないやんか。「別の6時間程度の行動」が必要としているものでしょ? 私なら本屋に駆けつけて2か月分くらいの全科目教材を買いそろえますけどね。
世の中の書店で「ドリルや教材が品切れ」なんて、なってないやん。
だから、このまま休校にしたら学校で(たとえ子ども本人が望まなくても)与えられる「6時間程度の行動」に代わる、家庭での「別の6時間程度の行動」は、子ども本人が望む楽しいことになっちゃう家庭が続出するよ。
アホはデマに騙されてトイレットペーパーを買いに走るが、カシコは本屋にドリル買いに行くってことよ。笑
「速報です。全国各地の書店から、すべてのドリルやプリント教材が売り切れとのことです。コロナ休校のために自宅で与える教材を求める客からの問い合わせが相次いでおり、出版社は急ぎ増刷をかけるとのことです。もう一度、繰り返します。全国各地の書店からすべてのドリル、各学年のうんこドリルも含め、教材が売り切れとのことです」
みないなニュース、来ないかなあ。
コロナが吹けば、うんこドリルが儲かる
てな格言が生まれてくれんかなあ。
学校も学校や!宿題と自宅の課題くらい用意してあげろよな。
ぼーっと生きてんじゃねえよ!笑
ああ、1,500万人の日本の宝たち。
この子どもらの多くが、家庭での「別の6時間程度の行動」で楽しいことばかり選択したら、日本の将来の納税者をさらに減らすことになるでしょう。日本はもう亡国やけれども、さらに亡国路線にアクセルふかしやがったよ。
YouTubeばっかり見るのかなぁ。
NINTENDOスイッチばかり、やるのかなぁ。
iPhoneで遊びまくるのかなぁ。
・・・習慣をなめんなよ。
ほんまに習慣を変えるのは難しいねんから。
「子どもの健康と安全を第一に考え」っていう綺麗事のフレーズに騙されるほうも阿呆なんです。
自宅での「別の6時間程度の行動」はどう保障してくれるの? って怒らなきゃ。
遊ぶ習慣が出来上がってしまったら「子どもの健康と安全」が脅かされるがな。
もし、もうちょっと賢い人が政府、文科省にいたら。最低でも「2か月分の宿題、家庭での課題」を用意して与えてから休校にしたやろうね。それでも、親は安心して仕事に行くやろうから監督者なしの自宅長期休みになるので、どっちにしても弊害だらけなんやけどね。
いやいや。監督者なしに課題を渡すのももっと悪いかもしれんな。嘘やゴマカシを増やすことになるからなあ。
今回の為政者による「ひきこもらせ政治判断」。
本当に日本の国力を引き下げるだけの、馬鹿で阿呆な判断ですよ。
私は一生、忘れないよ。総理大臣が政治判断で、全小中高校生を不登校にさせたことは(文科省の問題だらけの定義では「不登校」ではなく「その他」の長期欠席とするのでしょうが;意味が分からない人は上記の本を読んでね)。
行政府の長が、長年ずーっと詭弁だらけなので一般市民が真面な顔をして詭弁とか嘘とか普通に使う世の中になってしまってるんよな。
ほんま、アホが政治やっていると、こちとら忙しいのに1,500万人の日本の宝の行く末を憂えて、金にもならんが緊急でブログ記事を書かなならん。
どうか「10万人に1人の賢い親」が、本当に少しでも増えてほしい。
「10万人に2人」、「10万人に3人」というふうになってほしいと願います。
もう1回言うけど、この記事を読んで私に対して非難(お門違い)するような人は「阿呆」ですからね。お前らには不登校は直せない。
奥田健次
追伸:3月22日のイベントは1週前までに「やる、やらない」ということは言わない予定です。無料ですし。場合によっては前日に「やりません」とか「ネット中継にします」とか言う場合もあると思っておいて下さい。参加費無料ですから。
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