南米遠征のまとめ。
8月4日からNTCで始まったこの合宿。25日が経過しました。
南米に移動してからまずはアルゼンチンでの招待試合を、アルゼンチンとコロンビアの3チームで2回りの4試合をこなし、結果は2勝2敗。
アルゼンチンに勝つことはできませんでした。
さて、今回のNTC合宿より、新たな攻撃を始めました。
それを、今回の南米遠征で試みたものの、まだまだ結果としては見えてこず、しかし、光が見えているもの、そしてそろそろ判断を下さないといけないものと見えてきました。
これを帰国して、アジア選手権まで約2週間で修正していかないといけない。
はっきり言うと、今やっているこの攻撃は完成すると、本当に世界のトップとも互角に戦える武器になることは間違いない。
しかし、今のチームにはこれをすべてすることはリスクが高すぎる。
これをするためには、先にやらないといけないことがたくさんあるし。裏付けが必要となる。
それができない限り、レベルが上がらない限り、今のままではリスクが先に来てしまっている。
今回の南米遠征でそれがわかったことは大きいと思う。
ただ、見えたものはマイナス面だけではなく、プラス面もたくさん見えてきた。
日本で自分たちだけでやっていてはわからないことが、外に出て世界のトップレベルのチームとできたことで気付けたものがたくさんある。
それが今回1番の収穫だと思うし、それを帰国してから、どうやっていくかが本当の収穫となるのだと思う。
そして、今回の合宿は本当に長く感じたし、ストレスのたまる約1か月だった。
チームとしてこれからさらにレベルアップするために、技術面以外でやっていかなきゃいけないことが、たくさんあると感じた。
それは1人ではどうしようもできないし、気付いている人間はどれくらいいて、それが重要だと感じているだろうか。
そこがもしかしたら、技術以上にやっていかないといけないのかもしれないと感じた。
最後に…
今回、世界トップのブラジルとやって。
やはり一言でいうと「うまい!」これが1番あてはまるチームだ。
何がといわれると困る。だって、すべてが「えっ?そこでそれ?」というプレーにつなげてくる。
1番は、ボールの扱いがうまい。
もちろん、これだけ世界一になってるんだからうまいに決まってる。
技術力があって当たり前だ。
しかし、僕らがそこに追いつくためには、「ただ」いくらブラジルの技術的な真似をしても強くはなれない。
それは、体も違えば、経験も違う。だからこそ感じなきゃいけないこと、「根本的な元」となっているところをわかって、やっていかなければ、それが自分たちのものにならないのだと感じた。