【ごち美人道】その39:海が育む奇跡。昆布に秘められた旨味の世界。
皆さん、昆布はお好きですか?
そう言われても、長らく食べた記憶のない方も多いのでは。
我々日本人の食卓には欠かせない「旨味」の代表、昆布。
昆布自体を食べることは少なくても、その旨味にはしょっちゅう出会っているはずです。
私も昆布そのものを頂くことは少ないのですが、お出汁と昆布〆には欠かせないものとして必ず常備しています。
すっきりしたお吸い物には、昆布だけでとったお出汁が美味しい。
またお刺身好きの我が家では、脂が少なかったり、水分が多めの白身魚をよく昆布〆にします。
昆布〆にすると、食材の余分な水分は昆布が吸い取り、代わりに昆布の旨味が染み渡る。少し塩をして昆布〆にした白身魚のお刺身は、旨味たっぷりで山葵だけで頂けるほど!お野菜の昆布〆も美味しいですね♪
お出汁や旨味の基となる食材はいくつかありますが、昆布ほど繊細で上品で濃い旨味を持つものはないのではないでしょうか?
植物性なので、身体に優しく、動物性のものを食べない方にも重宝される食材。
出汁や旨味を抽出した後の昆布は、良質な食物繊維として炒め物や佃煮などに大活躍。お出汁をとるって面倒くさそうなイメージですが、昆布は水につけておくだけのインスタントな食材でもあります。
夏の疲れた身体に、旨味たっぷりの昆布で美味しい栄養補給してみませんか?
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