【ごち美人道】その18:人にも食材にも丁寧に接する。優しさで変わる美味しさの不思議。
今日の写真のゆで卵。普通のゆで卵ではありません。
私が優しく優しく茹でた卵です。
そして白味噌に漬けた至福の一品♪
と言っても、だから何?と思われるかもしれませんが…
今日は、丁寧な調理法が味の変化を生むというお話。
私が尊敬するシェフに狐野扶実子さんという方がいらっしゃいます。
彼女のお料理を日常で実践するのは難しいですが笑、一つだけマネができて、味や食感にまで影響する調理方法があります。
それは、「食材を丁寧に調理すること」。
特に見習いたい点は、食材の温度と扱い方。
ゆで卵ではどうでしょうか?
・卵は「室温にして」からお湯に入れる。
・お湯は「ぐらぐらさせない」。(95度くらい?)
・卵はお湯に「そっと」入れる。
などなど。
人間だって、いきなり熱湯をかけられれば「あちっ」となりますし、急に抱えられて放り出されたら「いたっ」となりますよね。それと同じことが食材にも起こると想像すれば理解できます。
そうやって丁寧に作ったお料理は、明らかに美味しい。
食材の持つ良い特徴が生かされていると言えば良いでしょうか。
ゆで卵であれば、黄身全体に均質に火が入り、食感はねっとり旨い!
命あるものを頂くということは、その食材の性質も頂くということ。
ぜひ「良い」性質を美味しく頂き、そして自然の恵みに感謝したいものです。
なになに、今日はステーキですか!
お肉は常温に戻ってます?
お肉はそっとフライパンに入れてあげて下さいね。
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