大学での仕事もあれこれと
パートタイム教授、奥田健次です( ̄▽ ̄;)
常勤で働いていた大学をさらっと超早期退職しまして、誰もがうらやむ御隠居生活を5,000坪の軽井沢の高原で送っておりま・・・ま・・・・ません。
ナニコレ、超多忙。
まあ、覚悟していましたけどね。
大学に辞表を出した際、70歳過ぎた学長くんに「食えなくなったら、いつでも戻って来い! 若いお前の将来がワシは心配なんや!」と上から目線で慰留されましたが。
その時は「私の甲斐性をナメんとってください、自分は何とでもなりますよ! それよりも学長はんの老後のほうが心配なんで、ボケんように1年でも長く学長続けてもらわんと!笑」なんて上から目線で切り返し。
上から来たら、その上から返す。俺はそうしてきた。笑
仕方ないので学長はんの望むまま、客員教授として籍だけ残してあげることにしました。こんな暴れ馬を乗りこなせる人はいないみたいやけどね。でしょうね。
その前に勤務していた大学でも、たまたま俺の実家が自分の実家の近所だったのを知った学長が、ある日、「奥田先生、今度、車で帰る際に一緒に乗せてもらえませんか」と、下から丁寧にお願いされまして。「滅多に車で帰ることはないのですが、何かご用がおありなのでしょうか?」と、こちらも下から丁寧にお返事。
下から来たら、その下から返す。俺はそうするべきやと思う。笑
理由は「非常に高価で貴重な壷を持って帰るのに新幹線では心配なので、先生の車に私が乗ってずっと抱えて帰りたいのです」とのこと。
な、なんつー理由か(;・д・)
そんなん、高速道路を使って3時間くらいの距離で隣に80前の学長が高価な壷を抱えているマンガ的な絵を想像しただけで、俺とても引き受けられるメンタルないよと。
まあ、心の中で学長に「そんな高価なもんなんやったら、頼むから業者を使って運んでよ! しかも俺の車は大学院時代に買った10万円の中古車やで! その壷なんぼやねん!!」とツッコミ。
続いて心の中に「ハクション大魔王が出てくる壷か? それとも学長自身の骨壺か?」などと不謹慎にも思ってしまったことも告白しておきましょう。
不謹慎?
しょうがないがな。ヒューマンだもの。
そんな大事な壷ってあるん?
ジョーモンシキ?
てか、よっぽど新幹線で帰ったほうが安全やって!
そう思いますよね、普通。
俺の急ブレーキと学長の居眠りが重なって、学長が壷を足下に落として簡単に割れる映像が、浮かんでは消えてゆく。。
それで「なかなか車で実家へは帰らないものですから・・・、あ、もし車で帰る際はお声がけいたします」と社交辞令で切り返すほかなし。
無理ですって、そんな要望は。笑
でも基本的に、こういうじーさんたち、俺は好きですよ。
何か適度に外れているのでツッコミどころがあって可愛らしいやん(ただし家族はちょっと大変かもしれん笑)。
さてさて。
昨夜、モスバーガーで昼食をいただいていました。そしたらクリスマスソングやんか。考えたら、もう11月が終わってしまう。
なんでこんなに忙しいんやろう。
この夏の軽井沢での各種合宿も盛り上がったなあ。軽井沢銀座の伝説のスイーツとの出会いも(ロールケーキの中にミルフィーユ!)。
あ、行動分析学道場はもちろんのこと。
毎年恒例の家庭犬訓練合宿も、年々、レベルアップしている感じ。
今年も9月に山梨県の帝京科学大学の学生さん達が一生懸命セットアップしてくれましたし、プロのトレーナーさんたちもスキルを身につけようと「動いてナンボ」という感じで実践することを大切にしてくれる方がほとんどでした。
専門用語を並べ立てるばかりの人は、年々、減ってきています(校長の私がそれを認めないからね)。
山本央子先生のご指導を受けた受講生らの犬たちも、どんどん変わっていくのが楽しくってしょうがない。
こんな感じで、うちの80畳の部屋が犬訓練仕様になってます(^o^)
シルバーシートがNASAみたいでしょ(^3^)=3
ノーズワークも、すべての犬にそれぞれ特徴がありますんで、それらに合わせて課題の難易度を上げ下げするところなんか、まさに臨床ですね。
ちなみに、うちの三代目もノーズワーク大好きなんで、いつも混ぜてもらっています。
ちなみにこの写真は、5,000坪を3kgの三代目がオフリードで走り回った結果。引っ付き虫!笑
さすがに「やっちまった・・・」な顔はしていますね(*´▽`*)=3
帝京科学大の学生さんたち、来年も待ってますよ。そして、プロの方々も「一生練習、一生修行」とお考えの方は、またお越し下さいね。
帝京つながりで。
昨日、帝京大学(板橋キャンパス)で、こちらも毎年恒例になってきていますが特別講義をしてきました。3回分くらいの内容を1回に詰め込むので、あんまり深くないですけども。
でも、他の大学にはない良いところ。それは教室の前から席が埋まっていくことかな。日本の場合、後ろから座っていって、遅れて来た人が仕方なく前に座るというパターン。アメリカは前からやね。
俺も学生やった頃は前から派でした。
欧米か!?
帝京も前から埋まっていくので、これは気持ちええよね。
欧米か!?
終わってから質問に来てくれる学生多数。
欧米か!?
俺の本を持ってきてサインをねだる男子学生。
欧米か!?
それを見て「いーなー、私も持ってくりゃ良かった」と羨ましがる女子学生ら。
南米か!?
持って来とこうよ。
ホワイ・ジャパニーズピーポー!
・・・まあ、恐らくですが。
きっと行動分析学の講義なので、前から座る行動を何らかの形で強化している仕掛けがあるはず。
日本全国まわってるけど、何の仕掛けも無く前から座っていく学生のいる大学って、ほとんど無いからね。
あと、受講生の学生さん全員が俺の本を読んでくれていると聞きました。しかも、毎年感想文が束になって送られてきます。これも行動分析学による仕掛けがあります。ヒントというか答えは「行動分析学入門」(産業図書)を読めば分かりますよ。
そんなわけで、帝京大学ではいつも気持ち良く講義をやらせてもらっています。八王子キャンパスの他学科の学生さんも、毎年毎年、この伝説となりつつある(?)特別講義を聴講に来てくれるんで、ありがたいことですね。
わざわざ来てくれんでも、こっちからAKB48チーム8みたいに会いにいくぜ。笑
・・・はぁ、やばい。
ほんま、もう12月やん。
12月も日本全国ずっと周り続けますよ。あ、海外出張もあった。
大晦日から数日程度、軽井沢で年越し休暇。
年が明けたら、法政大学大学院の集中講義もあるし、また海外出張の連続です。
1月は、神戸での講演会でお目にかかりましょう(ストーカーはお断りします←【追記】ストーカーには事務担当から警告していますので、警告された方のことです。「私、ストーカーでしょうか?」のような質問やコメント書き込みは事務的な手間を増やすばかりなのでどうかお控え下さい。ストーカーに対しては私は本当に迷惑しております)。マンガ家・武嶌さんとの合同サイン会もありますので、武嶌波ファンもおこしやす。
あかん。QOLが低い。
レジャーを充実させんと!
奥田健次
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