講演会いくつか情報
パートタイム教授、奥田健次です。
大学を超早期退職して、西軽井沢で学校づくりをやってきました。私立幼稚園を開園して2年目を迎えました。
さて、講演会はずっと昔は可能な限り引き受けてきて、年間50回以上(ほぼ週1)やっていた頃もあります。
でも、最近はもうほとんどはお断りしていて、いくつかどうしてもそれなりの理由がある場合のみに限っています。
そういうわけで、最近では講演会はレアなので参加されたい方はこの機会にどうぞ。
一般の方も参加いただけるものは、なるべく厳選して広報しています。
今回は2つ情報提供します。
まず1つめは信州・御代田町。
私共、学校法人西軽井沢学園主催で地元で子育て講演会を開催します。
今回は、文部科学省特別支援教育調査官、田中裕一先生をお招きして基調講演をいただくことになりました。
申し込み方法など記載されたチラシは下記のファイルでご覧下さい。
通常学級の教育における発達障害等の障害のある子どもの特別支援教育の国の動向について、また学習指導要領や合理的配慮について具体的なお話しが聞けそうです。
特にまだ「合理的配慮」ということの具体的なイメージが出来ていない現場が多いので、実践事例をいくつか知るだけでも頭が柔らかくなるかもしれません。
また、この講演会は2部構成にしていて、後半のパネルディスカッションでは私がサムエル幼稚園の実践を少し紹介します。私立幼稚園は「合理的配慮は努力義務」なのですが、私共は義務だからではなく「合理的配慮を特色にしている」というのが伝われば幸いです。
さらに、御代田町ではこの2月に新町長が誕生しました。町長にはご挨拶だけいただくことを考えていたのですが、せっかくなので首長の立場から新しく始めた取り組みを紹介していただこうと考えました。ご快諾いただけたので、町長にもお話いただけます。
なかなか画期的なイベントになりそうです。
学苑社さんも販売してくれますので、サイン会も実施できるようにしたいと思っています。
ぜひ、信州まで旅行も兼ねてお越し下さい。
この講演会の後、幼稚園の説明会も同じ会場で実施する予定です。この説明会については、入園に該当するお子さんのいる家庭のみ、予約参加できます。一般の方のご参加は不可能です。
来年度、入園ご希望の方は説明会に参加しておくことをお勧めします。
そして、こちらの記事も読んでおいて下さい。入園希望の方で、この記事を読んでいない方は入園検定で落とされる可能性が高くなります。何事も準備が大切です。
2つめは、北海道札幌です。
こちらのほうは、自閉症児者への対人関係の形成というタイトルで、かなり動画を駆使して具体的な事例から学んでいただこうと考えています。幼児期にやっておいたほうが良いこと、青年期以降の配慮事項など幅広い年齢層に対応する内容になると思います。
主催者の方々の呼びかけで、特に定期的な教育相談を受けたい3歳未満の子を持つご家族については、今後そうしたご希望を叶えるために短く時間が取れるかもしれません。
最近、北海道から飛行機に乗って親子で相談に来ようとした方々がいましたが、それならこっちが現地まで出張したほうが金額も労力もコストが少しは低くなりますので。
札幌の講演会でも、サイン会が時間の許す限りやることになりそうです。
チラシは下記のファイルでご覧下さい。
久しぶりの北海道での講演会なので、チャンスを作ってご参加下さいませ。特に、せっかく3歳未満児が早期訓練が出来るチャンスを主催者が声掛けしてくれているので、機会を逃さないようにして下さい。
主催者のホームページは、こちらから。
最後に、現在募集中のいくつかをご案内します。
まず、募集中の行動分析学道場2019について。
事例研究コースの枠があと少しで埋まります。ご希望の方はお早めに。4月26日締切です。
一般受講生は、まだ余裕があります。こちらは5月31日締切です。
「保護者・実践家向け合宿」は、開催するか未定です。開催するとしたら、いつもの7月の連休になると思います。
そして、道場の師範、法政大学・島宗理先生の最新刊が出ました。
私も読み始めたところですが、やはりすごい読みやすいです。本文は読みやすくて、図や解説が欄外に設定してあるからか、読みやすく応用行動分析学の範囲の広さを学べます。初心者だけでなく、専門家にとっても「なるほど」と思うところがたくさんあります。
夏の合宿までに、この本を読んでおくことは必須ですよ。
道場に持って来られたら、当然のようにご本人に直筆サインをいただけます。笑
島宗理 著 応用行動分析学―ヒューマンサービスを改善する行動科学
というミーハーな話は置いておいて、むしろせっかくですので質問を著者ご本人に出来るという、またとないチャンスですので、ぜひ必携。
それでは、講演会や夏の合宿でお目にかかるのを楽しみにしています。
奥田健次
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