ふたたびゲイビデオに呼ばれた話8
→ふたたびゲイビデオに呼ばれた話7
さあ、ヒロシくんがいなくなって
ようやく落ち着いてきました。
先輩囚人3「ハァハァ……よし、顔に出すぞ」
先輩囚人4「口開けろ!」
ボク「はい……」アーン
田中「ほい、カット」
田中「じゃあ、イキ待ち入ろうか」
監督から指示が入ります。
基本的にみんな演技や流れを追うことに集中しているので
当たり前のようにカットが割られました。
先輩囚人3「あ、オレはすぐに出そうです」
田中「お、優秀だね。じゃあ、先にキミの分撮っちゃおうか」
カメラが再び回ります。
先輩囚人3「うっ……イッ……ク!」
ドピュ
田中「はい、カット。じゃあ4くんもがんばってー」
先輩囚人4「ウッス」
こういう複数人が発射するシーンでは、
精子が次のカットで消えているとおかしいので
基本的に顔や身体についたまま待機することになります。
精子が垂れてしまわないように顔をずっとあげていたり、
出される側からすると、結構大変な時間です。
4さんのイキ待ちは10分ほどかかりました。
(それでも短いほう)
先輩囚人4「あ、イケます」
田中「お、じゃあ、カメラ回すよー」
先輩囚人4「おらっ、出すぞっ!」
ドピュ
ボク「はぁはぁ……」
先輩囚人3「これから毎日やってもらうからな」
先輩囚人4「明日も頼むぞ」
ボク「……はい、わかりました」
田中「はい、カットー! おつかれさまー!」
一同「おつかれさまでしたー!」
ボク(撮影はしんどいけど、やっぱこの達成感は好きだな)
田中「アキラくん、今日このあとの夜行で帰るんでしょ?
早くシャワー浴びてきな」
ボク「はい、すみません、皆さんお先にシャワー失礼します」
そういって、ボクはシャワールームへと向かいました。
これが、二回目にゲイビデオに呼ばれたときのお話です。
その後ボクはメーカーを変え、20歳ごろ、
またゲイビデオに出演することとなるのですが、
それはまた別のお話……。
その後、シャワールームにて。
なんじゃこりゃー!!!!!
※精子は長時間肌に触れているとカブレます。
おわり。
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