大村巌(元プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズ所属の外野手)オフィシャルブログ

ゴルフの朝は必ずおにぎりを食べます。


ルーティーンワークです。








こんにちは。









ゴルフコンペ。


それは、いつもよりも若干緊張感あるゴルフ。






前回のコンペは２７名中９位。



今回は１２８名参加の大型コンペ。



前回と大きく違うのは、参加人数ではない。



ラウンドする方々は皆初対面。


さあ、困った。


極度の人見知りの私は、何を話そうか、６時間余り一緒にラウンドさせて頂くこの時間を失礼が無いようにどう楽しく過ごそうかと考えていました………。



今年で１０回になるこのコンペ。


以前よりご案内頂いておりましたが、都合がつかず不参加でありました。



今年は、参加させて頂こうと思い、返事を出させて頂きました。


異業種の方とお話する良いチャンス。

自分の幅を広げる為。

いつも仲間内のワイワイしたゴルフから、マナーをしっかり、緊張感のあるゴルフもしてみたい。




これらの理由を自分に持たせ、挑んだのであります。



このコンペには、野球関係者も多数参加されており、その中にかつての同僚の先輩もおりまして、私を気遣って頂き、『大村と一緒に回る人、俺知ってるから紹介しとくよ。』と、自分のスタート時間ギリギリまで、その人をキャディマスター室前で待っていてくれたのであります。




大変有難い事です。







私の他、３名が揃いスタートホール前でご挨拶。



心配していた事が吹き飛んだ。



皆、感じの良い方達。



後は、しっかりマナーを守りプレーするだけです。


スタートホールはいきなりＰＡＲ３。


私は軽く合わせグリーン手前にショート。

他の皆さんもグリーンを外した。


しかし、リカバリーが素晴らしくパーを取って来る。

私は花道からボギー。



レベル高いぞ…。


緊張感がある。



そんな事を予感させる。



前日は眠れなくてゴルフ雑誌を読みあさり、久々に寝不足気味。




しかし緊張感からか、全く眠くない。



今日は、いつものドライバーから替えて、旧ドライバーを使用。


なかなか調子が良い。



目指すは１６番ホール。(ドラコンホール)



順位は全く気にしない代わりに、この“ドラコン”という言葉には、若干反応する私。



前日から１６Ｈのレイアウトをイメージし、スタートの１０Ｈから入念に調整を入れました。


先ずは、今日の自分の体の調子を把握し、ナイスショットとミスショットの把握。


いつもドラコンホールになると力んで、曲げてフェアウェイを外す事が過去に何度もありました。


さあ、１６番ホールのティグランドに立ちます。


それまでのプレーから、周囲から『さあ、来ましたよ、大村さん。』と激励とプレッシャーを掛けて頂き、アドレスに入る。


いつもより、１ｃｍクローズにスタンスを構える。


そして若干フックグリップをきつめにする。


ティーの高さは一緒。


後は打ち急がないようにしっかりゆっくりテイクバックを取り………




“シュパーンッ！”




少し右のラフ方向に出たが、着弾してから左に跳ねた。




ひょっとしたら上手くフェアウェイに乗っているかも知れない…。



かすかな期待を持ち、セカンド地点へ。






あった。



フェアウェイに私のボールがあったのです。



前の組の方の旗(ドラコンの三角の目印)を５ヤード程オーバーし、取り敢えずそこに旗を立ててもらい、１６番の暫定ドラコン。




今日のミッションクリア。


後はしっかりラウンド。



同伴者の方々と楽しくラウンドさせて頂き、ホールアウト。


汗を流し、表彰パーティーに参加しました。



先ずはニアピン４名の発表。


続いてドラコン２名(イン、アウトで１名ずつ)の発表。


かなりの飛ばし屋もかなりいて、『名前呼ばれるかな…抜かされたかな…』と楽しみに待っていました。



『７番ホール、〓〓〓さん、…』





次だ。






『１６番ホール、大村さん。』





と、司会者の方から呼ばれ、照れながら前へ行きドラコン賞を手にしました。


今までで、一番嬉しいドラコン賞でした。





約２時間程のパーティー。全順位を発表。


私は４４位で上出来でした。


高校時代の期末テストの成績より全然良かったです。



色々な業種の方々、色々な話…。



やる前の心配はどこへやら。


何事もやる前から不安を感じてやらないより、やってみる大事さを学んだこの日のコンペでした。



参加させて頂き、大変有意義な時間が過ごせました。




因みに７番ホールのドラコン賞は、前述の先輩が獲得した事をお伝えしておきます。