夢体脱日記#176
今朝は意味深な明晰夢を見たのでシェアしておこうと思う。
最初は普通の夢だった。現実世界では知らない人物に400ccのオートバイをもらった。夢ではよく知っている男性。ホンダのCB400という4気筒のオートバイ。ところがカスタマイズされていて、故障もかなりありそう。少し乗車したけれど、クラッチが使い物にならない。
それゆえ譲ってくれた男性が、修理してくれる店舗を紹介してくれた。ビルの地下にある修理工場。エレベーターで地下まで降りて、バイクをその工場まで運んだ。修理工場の店主は中年のヒゲを生やした男性で、その姿を見た瞬間にボクのガイドだとわかった。そこで夢だと気がつく。
でも何が意味がありそうな夢なので、そのまま流れに任せることにした。バイクを見た店主はとてもいいバイクだと絶賛。ただ修理には時間がかかると言われた。とりあえずクラッチを直してくれた。
その作業を見ていた気付いたのは、このバイクにはオリジナルの装置が数え切れないほどついている。その多くは古びていて、取り外しが必要だと感じた。けれどもバイクの躯体に深く食い込むように装着されている。それでもやるしかないと思い、本来の姿に戻してもらえるようお願いした。
笑顔で受けてくれた店主。けれども相当な金額になりますよ、と言われた。ちょっと痛いなと思いつつ、どうしてもピュアなCB400に乗りたいのでお願いすることにした。ついでにヘルメットを選ぶように言われて、真っ赤なヘルメットも購入した。ここで夢から戻った。
さて、このなんてことない夢のどこか意味深なのか? ボクの直感として、この夢は『悟り』という現象を象徴化したものだと感じたから。その理由を語りだすと相当の文字数になってしまうので、ポイントだけ記しておこう。
バイクを譲ってくれた男性:『悟り』について何も意識せずに生きていたボク
バイクを譲ってもらったボク:『悟り』について考え始めたボク。
バイクに装着された装備品:ボクが人生で身につけた概念や観念で、『悟り』において不必要なもの
バイク修理に必要な費用:『悟り』に至るための努力と苦難
装備品を取り外して修理が完了したバイク:『真我』
大袈裟に思う人が多いかもしれないけれど、夢は大切なことをこのようにして伝えることが多い。ボクの場合はバイクだったけれど、夢を見ている人が変わると別のアイテムが使用されると思う。要するに夢というのは見ている本人にしか真意を理解できないということ。だから面白いんだけれどね。
さて、こんなリアルで不思議な体験ができる夢体脱は、誰でもやる気と根気があれば経験できます。興味のある方はこの本をぜひ!
2023年8月発行の新刊本です。全国の書店で販売しています。Amazonはこちらからどうぞ。
ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする