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高羽そらさんインタビュー

前作との衝撃的な繋がり

ゴールデンウイークに入っているけれど、我が家はいつもと変わらない平常運転。今朝は月に一度の水回りのプチ大掃除を終え、午後からは仕事もした。明日からも淡々と同じ日々が続く。これが我が家の毎年のゴールデンウィーク。だって元日でも朝食は普段と同じで、掃除だっていつも通りやっているからね。

 

さて、ある映画の前日譚的な作品を観た。ここのところハマっている『死霊館』シリーズで、アナベルという人形がメインとなるスピンオフシリーズ。前作ではアナベルという人形に悪魔が取り憑いた経緯が描かれていた。

 

主人公のミアの隣で暮らすヒギンズ夫妻。娘は家出をしていたが、ある日恋人を連れて戻ってくる。娘はカルト宗教にハマっていて、両親を殺すことで悪魔を呼び出すことにした。


それで両親を惨殺した後、ミアの家に侵入してきた。娘の恋人は警察官によって射殺。けれど娘はミアが大切にしているアンティークの人形を抱き抱えて喉を切って自殺していた。

 

この娘の血が人形に吸い込まれて、娘が呼び出した悪魔が乗り移ったという設定。そして自殺した娘の名前がアナベルだったというオチ。これが悪魔の人形であるアナベルの始まりだと思っていた。ところがこの人形の周囲ではそれ以前に悲劇が起きていた。それが今回観た映画。

 

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2024年 映画#76

『アナベル 死霊人形の誕生』(原題:Annabelle: Creation)という2017年のアメリカ映画。本当によくできた作品で、最後の最後で思わず「そう来たか〜〜!」と叫んでしまった。

 

アナベルの人形を最初に作ったのは、人形職人のサミュエルだった。妻のエスターと娘のビーの3人暮らし。ところがこの一家を悲劇が襲う。ビーが自動車事故で死んでしまった。失意の夫婦はあることをやってしまう。それは邪教に頼って死者を呼び戻そうというもの。

 

娘のビーが戻ってきたと勘違いしたサミュエルとエスターの夫婦は、サミュエルが作った人形に取り憑くことを認める。でもそれは娘のふりをした悪魔だと気づき。エクソシストたちによって人形は封印された。妻のエスターは大怪我を負ったけれど、それで収まったかのように思った。

 

このことを後悔した夫妻は、孤児院として自宅を提供することにした。それでシスターに連れられて6人の孤児の少女がこの家で暮らすことになった。でも悪魔はそうなることを待っていたらしく、心霊現象が多発する。そしてジャニスという少女が取り憑かれてしまう、

 

ここからの映像はかなりエグい。最終的にサミュエル夫婦は殺され、シスターと他の5人の孤児はどうにかこの家から逃げ出す。けれども悪魔に取り憑かれたジャニスは行方不明だった。エクソシストによってこの家は清められ、悪魔が取り憑いていた人形も魂が抜かれた。

 

おいおい、これでは前作に繋がらへんやん。人形がアンティークショップに言って、ミアの手元に届くのはいい。けれど、アナベルの名前の由来となった自殺したヒギンズの娘はどうなるの? 

 

そう思っていたボクに、衝撃的なラストが用意されていた。この映画を観ようと思っている人は、この先を読まない方がいい。ネタバレになるからね。

 

 

 

ここからネタバレ。場所が変わって、前作で殺されたヒギンス夫婦が登場する。二人は子供ができないことで孤児院を訪れ、里子を探していた。そこで出会った少女は行方不明のジャニスだった。けれども彼女には悪魔が取り憑いたままなのがわかる。なぜなら違う名前を名乗ったから。

 

名前を尋ねられたジャニスは「アナベル」と答えた。人形職人の死んだ娘のビーは愛称で、なんと本名はアナベルだった。つまりジャニスに取り憑いた悪魔は、アナベルの名前を語っていた。そして里子となった元ジャニスのアナベルが成人して、このヒギンス夫婦を殺害するという繋がり。もうびっくり!

 

だから前作の主人公のミアの家に侵入した時、アナベルは人形の存在を知っていたのだろう。そして自殺することで、もう一度その人形に悪魔が取り憑いたということ。こうして真の意味で悪魔の人形であるアナベルが誕生したという物語。いやぁ、よく考えたよな。怖い映画なのに、ストーリ展開で感動してしまった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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