ようやく次回から未知の世界へ
昨日の午後9時頃の荒天はマジで凄かった。雷が鳴ったと思ったとたん、玄関の扉や廊下側の窓に石つぶてを投げられたような激しい音がした。我が家は最上階なので、天井からも音が響いてきた。その音の原因はひょう。つまり氷の塊。
ミューナは読書しているボクの両足に挟まって眠っていたけれど、その音がしたと同時にリビングへ逃走。おそらく玄関に誰かが来ていると思ったのだろう。これだけのひょうが降ったのは、神戸に引っ越して16年目で初めて。
そして今日は今日で、天気は良くなったけれど黄砂が中国からやってきた。今も大阪湾を見ながらブログを書いているけれど、大阪のビル街がかすんでほとんど見えない。冬用の毛布を洗ってしまうつもりだったけれど断念。明日も黄砂がやってくるから、毛布を片付けるのは来週までお預けになりそう。
さて、映画からスタートして、ドラマ作品まで全て見た物語の原作を追いかけている。まだまだ旅は続くけれど。
2024年 読書#33
『デューン 砂丘の子供たち3』フランク・ハーバート著という小説。前作に感想については、『現在公開中映画の未来作』という記事に書いているので参照を。
先月に公開されていた『デューン 砂の惑星 PART2』という映画の原作シリーズ。映画の主人公はポールという青年で、皇帝を倒してポールが皇帝になるところで映画は終わる。でも原作はまだまだ続く。
ポールの皇帝時代、そして彼の失踪という物語が『デューン砂漠の救世主』という作品。その作品で生まれたポールの子供が、双子の男女であるレトとガニマ。この子供たちが主人公になった作品が『デューン砂丘の子どもたち』になる。
映画を見ている人なら想像はつくだろうけれど、このシリーズを知らない人にはチンプンカンプンの世界だろうなぁwww
この作品ではポールが消えた後、妹のアリアが摂政として帝国を引き継いでいた。子どもたちが成人するまでの条件ということで。ところがアリアには悪霊が取り憑いた。さらに元皇帝の一族や魔女組織たちが、この帝国を崩壊させようとしている。
そこで少年と少女の双子は、とてつもない計画を実行する。この作品まではドラマ化されていたので、内容は知っていた。でも原作を読まないとわからない部分が多い。今回原作を読了したので、ようやくこの物語の真意を理解することができたと思う。
レトはある生物を自分と合体させることで、4千年の寿命をもつ存在へと変容した。その身体能力は誰にも負けることなく、圧倒的な力を持つ皇帝として今後何千年も統治するという終わり。でも子孫は残さなくてはいけない。そこでレトとガニマは夫婦になる。二人の父親であるポールの血統を絶やさないため。
でも双子で夫婦ってヤバいやん? そう思うだろうけれど、レトはすでに人間ではない。だからガニマは元皇帝の息子と子供をもうけることになる。要するに元皇帝の息子は種付け馬のようなもの。というような不思議な展開でこの物語は終わる。
さて、次はレトの皇帝時代の物語。タイトルは『デューン砂漠の神皇帝』となっている。次の作品からはボクも未知の世界。だからどうなるかワクワクしている。まさかこのシリーズとこれほど長く付き合うことになるとは思わなかったなぁ。
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