原作無視の展開が面白い
昨日は半年ぶりにミューナの定期検診に行った。ミューナは病院から戻ってきて興奮し続けたせいか、昨晩は早々にベッドへ。今日の午前中はまだ警戒していたけれど、今日の午後になってようやく通常モードになってきた。
猫という動物は縄張りを離れることを極端に嫌う。だから病院行くということだけで、想像を絶するストレスをかけてしまう。ひどい場合だと、通院のストレスで亡くなってしまう猫もいるらしい。ミューナはそこまでの心配はないけれど、精神的に負担がかかっているのは事実。
まぁ、1週間もすれば何事もなかったような顔をしているだろうけれどね。今日は休息の日らしく、今はコタツにもぐってグッスリと眠っている。
さて、壮大なSF大作のドラマ化作品を見ているけれど、完全に原作からは想像できない状況になってきた。原作のファンとしては微妙なんだけれど、キャラが立っているだけに期待してしまう。この先はどうなるんだろう?
2023年 映画#172
『ファウンデーション』(原題:Foundation)シーズン2・エピソード3『王と平民』(King and Commoner)2023年のアメリカドラマ。前回の感想については『原作のエキスが煮詰めて再編されてる』という記事に書いているの参照を。
アイザック・アシモフという著名なSF作家の代表作である『ファウンデーション』シリーズをドラマ化した作品。このドラマのシーズン1を観て興味を持った。それで原作を読んだけれど、どうも雰囲気が違う。ドラマは原作を基本にしつつ、新しい作品として構成されているらしい。
原作のシリーズを全て読破しただけに、このドラマも気になる。ということで今年に公開されたシーズン2を少しずつ観ている。前回では原作のエキスが再編されていると書いた。確かにそうなんだけれど、今回のエピソード3で衝撃的なことが起きる。
この物語のメインキャストはハリ・セルダンという学者。先ほどの写真では右サイドにいる高齢の男性。彼が創設した心理歴史学によって、未来の出来事を予測できることがわかった。そしてそのままでは帝国が滅亡して大勢の人が苦しむことになる。
その苦しみの期間を少しでも短くするため、ファウンデーション構想が計画された。セルダンはターミナスという惑星にファウンデーションを置いた。でもそれだけでは計画が成功しない。密かに作った第二ファウンデーションが機能してこそ、彼の計画は成就するという物語。
だから物語の中盤は、どこに『第二ファウンデーション』が存在するのか? ということが話題になってくる。それに関してはこのシーズン2でも取り上げられている。でも原作のセルダンは天寿を全うして亡くなっている。
ところがこのドラマのセルダンはホログラム化されて、ある装置に閉じ込められていた。それで100年以上未来の人物に接触してくる。それだけでも驚きなのに、今回のエピソード3では、なんと生きているセルダンが登場した!!!
もうこうなるとボクの想像を超えてしまう。原作の知識を引き出しつつ、ドラマの展開に身を任せるしかない。パラレルワールドだと思って、今後の展開を楽しもうと思っている。
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