ナポリタンが流行るかも
ボクたち世代のスパゲッティの代表は、言うまでもなく「スパゲッティナポリタン」という料理。昔のレストランや喫茶店でメニューにあるのはほぼこれだった。もちろん、イタリアのナポリとは関係ない日本独自のオリジナルメニュー。
トマトソースというものが一般化していなかったので、手軽なケチャップを使ったのだろう。イタリア人にとってトマトソースはソウルフードの要。それゆえアメリカ製のケチャップを使っている料理を批判してきた。
当然ながらイタリア人にとってナポリタンは、もし日本に行っても絶対に食べてはいけないメニューとされてきたそう。ところがそんな流れが少しずつ変わってきているらしい。
「⽇本旅行でこれだけは⾷べるな」から逆転、イタリア人が今ナポリタンに注目
現代の日本において、イタリア料理は正確に認識されている。イタリアンブームもあったりして、リーズナブルな店から高級店まで含めて、本格的なイタリア料理が食べられるようになった。だからボクもトマトソースのパスタが大好き。
それでもナポリタンには愛着がある。オムライスもそうだけれど、ケチャップを火にかけた香ばしい匂いは格別。ナポリタンがイタリア人に批判されたとしても、ナポリタンという独自のメニューを大切にしたいと思っている。
どうやらそんなナポリタンに魅力を感じているイタリア人が増えてきたそう。特に若い世代を中心にして、ナポリタンの美味しさがSNS等で発信されているとのこと。若い世代はグローバル化していて、アメリカ発のケチャッの味に馴染んでいるのかもしれない。
そもそもトマトソースもアメリカが関係している。リンク先の記事によると、本格的にイタリアでトマトソースが流行したのは19世紀だった。そのトマトはスペインを通じて南米から持ち込まれたもの。つまりケチャップもトマトソースも、ルーツをたどればアメリカ大陸を無視できないということ。
イタリア人の多数にナポリタンが美味しいと認知されたなら、ナポリタンが世界で流行るかも。美味しいものは世界共通だから、そんなことがあっても不思議じゃない。もしかしたら同じく日本発の「たらこスパゲッティ」も、イタリア人にウケるようになるかもしれないなぁwww
<お知らせ>
最新刊の『夢体脱』が全国の書店、並びみAmazon等のECサイトで販売中です。2012年に出版した『夢で会える 体外離脱入門』は、非物質世界の存在に『会う』ことがメインテーマでした。
でも『夢体脱』ではその出会いをどのようにして実生活に活かしていくかをテーマにしています。旧作を読んだ方にも新しい洞察が得られる内容になっています。是非ともよろしくお願いします。
Amazonでは単行本と同時に、Kindleの電子書籍でも購入していただけます。こちらからどうぞ。
ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする