宇宙人によるアブダクト
今朝は4ヶ月ぶりに歯科の定期検診に行った。今週は何かとバタバタしていたけれど、これでようやく落ち着きそう。歯石を取ってもらってスッキリなんだけれど、ちょっと面白いことがある。
いつも妻と二人で行く。4ヶ月前にボクを担当してくれた歯科衛生士さんは新人だった。妻の担当はベテランさん。ボクの担当は新人さんなので先輩のチェックを受けながら処置をしてもらった。
ところが今日もボクの担当は新人の歯科衛生士さん。学校出たてという雰囲気の若い女性で、これまた先輩のチェック付き。妻は前回と同じくベテランさんだった。
新人さんはまだ慣れていないので、処置のたびに先輩に確認してもらう。顔に水は飛んでくるし、時間はかかるしで、患者としてはちょっと面倒。
でも一生懸命にやっているのが伝わってくるので、実験台になるつもりで信頼してお任せした。終わった後にお礼を言うと、ホッとしたような嬉しそうな顔をしておられた。初々しくていいよなぁ。きっといい歯科衛生士さんになるだろうと思う。
さて、宇宙人が人間を誘拐するというSF映画を観た。普段からボクに関わっているヴューワーズという宇宙人たちに感想を聞いてみたくなる作品だった。
2024年 映画#90
『シグナル』(原題:The Signal)という2014年のアメリカ映画。
主人公のニックは恋人のヘイリーと友人のジョナの3人である場所に向かう。彼らが通っている大学のサーバーに侵入して挑発してきたハッカーがいた。ノーマッドと名乗っている。ニックとジョナはコンピュータに詳しい。
それでノーマッドのIPアドレスから住所を突き止めた。人が住んでいないような荒野の一軒家だった。その家に侵入した時、3人は何者かに襲われる。気がついたニックは、写真のように足が切断されて義足になっていることに気づく。
ヘイリーもジョナも囚われの身となっていた。ニックを尋問したのはデイモンという人物。この施設の職員は全員が防護服を着ていて、ニックたちは宇宙人に接触したことで汚染されている。それゆえ隔離措置を取ったと聞かされる。
このデイモンをローレンス・フィッシュバーンが演じている。彼が登場するだけで一気に映画の雰囲気がレベルアップするよね。やがてニックはこのままここにいるのは危険だと感じ、ヘイリーを見つけ出して施設から逃亡する。
驚いたことにニックの義足は宇宙人の技術を移植したもの。それゆえ超高速で走ることができる。ここからはニックたちを捕まえようとするデイモンとの戦い。ヘイリーは捕まってしまうけれど、ラストでニックはデイモンの封鎖を振り切る。その際、ニックはあることに気づく。
DAMONのづづりを反対にすればNOMADになる。つまりニックたちを誘い出したのはデイモンたちの組織だった。ニックは義足を使って高速で逃げる。ところが途中で何もない空間でガラスに激突する。そのガラスに向こうに広がっているのは宇宙空間だった。
ニックたちが収容されていたのは宇宙船だったと言うオチ。そしてニックが振り向くと、デイモンが正体を表す。それがこの写真。
デイモンも機械人間だった。なかなか面白かったけれど、宇宙人たちの目的がよくわからない。あるいは宇宙人から受け継いだ技術を使った、アメリカ政府の人体実験なのだろうか? このあたりが曖昧なままなので、ちょっとモヤモヤする作品だった。
ヴューワーズたちに宇宙人の立場でこの映画の感想を訊いてみたいけれど、きっと笑うだけで何も答えてくれないだろうなぁwww
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