奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ

パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です( ´ ▽ ` )ﾉ

大学をスパーンと超早期退職し、西軽井沢の廃校5,000坪を買い取りました。そこで学校づくりをやっています。

廃校には、軽井沢らしくテニスコートが３面もありました。ただし、廃校になって６年、手入れをしなくなって１０年くらいは経過していたのでしょう。買い取ったときにテニスコートは、雑木の森。テニスコートの面影もありませんでした。

かろうじて、なんとかテニスコートの支柱が、雑木の森の中にひそんでいるのを見つけられるくらいでした。このままさらに放置していたら、この雑木の森がモノホンの森林になっていたことでしょう。最初は、これらの森をバッサバッサとチェーンソーで切りまくり、根っこを掘り返しまくりからスタート。

そんな状況でも、１年目からジャガイモの収穫にも成功し、昨年はさらに土を入れて畑らしくすることで収穫量も増え、今年は３年目。

こないだのジャガイモの植え付けの後になりましたが、新しいチャレンジとしては『サツマイモ』です。同じイモでも、ジャガイモはナス科、サツマイモはヒルガオ科で、まったく別モノと考えていいでしょう。

導入したサツマイモの苗は『筑波小町』５０本。売っていた苗の中で、一番値段の高いやつ。



家庭菜園ってレベルではないよな、この量は(￣▽￣;)

出荷するレベルにしたら少なすぎるし。

初チャレンジには多すぎるけど、なんでもダイナミックにね。

この筑波小町の特徴は、こんな感じですって。魅力的。



初挑戦やねんから、なんとか頼む！　たくさんの収穫を！

それからズッキーニ。これも初チャレンジ。うまくいけば、毎日収穫が追いつかないくらい出来るみたい。

残りのスペースに、先月新車で購入したホンダの耕耘機でマルチを貼りました。東京からうちのカンファに出席している仲間と、夏が来る前の農作業。



マルチ貼り作業。自動的に貼られていくのですが、何せこの土にはまだまだ大きな石が混じっているため、困難な作業です。どうしても曲がってしまう。

それでも、完了しました＼(^o^)／



右には、サツマイモ。

その次に、ししとう。

そして、黒枝豆。

左端に、おまけで鷹の爪。

枝豆は収穫時期がかぶると大変なので、もう１種類は今月末からのアメリカ出張から帰ってきてからにする。

このところイイ感じなのは、軽井沢地方が２，３日おきに雨が降ってくれるんですね。で、ジャガイモにはマルチしていませんが、他にはだいたいマルチしているのでこれくらいの雨で水やり不要です。

放置！

放任！！

ネグレクト！！！

後は勝手に良く育てぃ！！

ま、アメリカから帰国してからじゃ、ちょっと遅いかも知れないけど、ジャガイモの「芽かき」「土よせ」くらいは今年もやるつもりです。

絶対、美味いよ！

俺の野菜！

絶対、美味い。

去年はとうもろこしを大失敗したけどさ。それがドーシタ。俺は素人や。素人農業に恥ずかしさなんかあるかい！

そして、農業の素人であるがゆえに既成の知識にとらわれない。新しいことができる。実験の手法は行動分析学で使っている方法が、ちょうど農業実験と同じ分析方法なんよね。てゆーか、むしろ農業実験で使われていた方法を行動分析学が採用したと言っても過言ではない。

残念なのは、結果が出るのがかなり先で、系統的な実験が１年後になってしまうこと。その結果っていうのは、収穫量についての側面ですけどね。うちは農薬を使わないので、今のところ収穫という結果のみで判断するしかない。

やることはやった。

それでしばらく放置してアメリカへ行けるってのは、これまたお気楽なもんですよ。専業は農家ではなく研究者ですし。

ところで、来日中のポール・マッカートニーの体調が心配です。本当に日本が好きで、本当に来てくれたのは嬉しいけど（絶対にまた来ると確信していましたが）、来日してからすぐに調子を崩したそうです。

東京の２公演が中止となりましたが、無理をして倒れられてはいけません。音楽界、世界最高峰の宝ですから。

主催者によれば「長年のキャリアの中でもポールが予定通り公演を行えなかったことは数えるほどしかなく、この状況に本人も非常に心を痛めています」とのことです。

予定をキャンセルすることの辛さは本当によく分かります。

俺の場合でも、この２０年間のうちキャンセルは２回だけ。１回は朝出勤のとき、車のタイヤがパンクしていたため、午前中のケースをやむなくキャンセル。２回目は、相談会場へ向かう中央線に乗っていたらその電車が人身事故で緊急停止。

数家族の予定を狂わせてしまっただけでも、こうやっていつまで経っても忘れられません。苦い思い出です。

それ以外では、基本的にいつも体調