【ごち美人道】その9:季節折々の節句を楽しむ。「桃の節句」に込められた思いを頂く食事。
今日は「上巳の節句」。一般的には「桃の節句」ですね。
私も女性として、特別な思い入れがある節句です。
そもそも「節句」とは、季節の変わり目に邪気を祓う目的で宮中行事「節会」が行われた日。
人日の節句(1/7)、上巳の節句(3/3)、端午の節句(5/5)、七夕の節句(7/7)、重陽の節句(9/9)が「五節句」として公的に定められていました。
現在は廃止されましたが文化・風習として残っています。
そして、それぞれの節句には「食」がつきもの。
今日は、桃の節句に頂きたい食べ物をご紹介しますね!
女の子が健やかに成長しますように、という願いが込められた、「菱餅(ひしもち)」、「雛霰(ひなあられ)」。
ぴったりと合う貝殻を「夫婦円満」に見立て、将来良縁に恵まれますようにという願いが込めれた、「蛤(はまぐり)」。
邪気を祓う「白酒(白桃酒)」。
伝統食ではありませんが、縁起の良い食材が豊富な「ちらし寿司」。
それぞれの節句・食に込められた先人の思いを知って、お祝いの食事を頂くのも楽しいと思いませんか?
これからも、季節折々の節句や暦をご紹介していきますね♪
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