結局はTwitterが残りそう
昨日のブログでも書いたように、Twitterの閲覧制限はまだ続いているらしい。落ち着きを見せつつも、たまに怒りのツイートを見かける。1日単位での制限なので、ユーザーが慣れることでそのうち沈静化するかも。
だけど他社はこのチャンスを見逃すつもりはない。FacebookとInstagramを運営しているメタ社が、Twitter競合アプリのリリースを前倒しするらしい。
ツイッターの競合「Threads」は7月6日公開、当初の予定を前倒し
そのアプリは「Threads(スレッズ)」と名付けられている。今月の中旬に公開予定だったけれど、Twitterの混乱を受けて前倒しにするらしい。すでにAppleやGoogleのアプリストアでは予約ができる段階らしく、明日の7月6日にはインストールが可能になるとのこと。
さて、さて面白くなってきたぞ。昨日のブログで書いたBlueskyは順調にTwitter離散者を集めている模様。他のアプリでも明らかにアクセス数が増えている。ここでメタ社が参戦することで、ますます混沌としてきた。ボクのような外野から見ている人間は楽しい。
Threadsに関して、ボクはあまり期待していない。それはFacebookの仕様にうんざりしているから。アカウントを取って12年が過ぎているけれど、使いにくいという印象がいまだに消えない。何よりも面白くないのが、仲間内で情報が固定化されていること。反対意見を吐いて絡む人がいないので、炎上はしないけれど、別の立場の意見を知ることができない。
それに比べてTwitterはカオスというのが昔からの常態。Facebookと同じく12年以上は使っているけれど、Twitterでの情報はまさに可燃性物質で、すぐに燃焼するガソリンのようなもの。それだけに議論になっている事柄に関して、賛否双方の意見を知ることができる。
メタ社の経営方針だと、Threadsは「いい子ちゃん」の集まりになるような気がしている。安全だけれど、緊張感がなくてつまらない場になるような予感。Twitterに比べて匿名性が考慮されているので、本音を吐く人が増えないように思う。まぁ、始まってみなければわからないけれど。
Twitterが消えた時に備えて、とりあえずボクはBlueskyのアプリを入れて、ウエイトリストに登録した。でもこれはあくまでも念の為。なんだかんだ言っても、最終的にはTwitterが生き残りそうな気がしている。
そうなるのはイーロン・マスクの動向次第という微妙な要因だけれど、スポンサーとの折り合いがついてマネタイズが安定すれば、新しいCEOの元で経営努力が継続されるだろう。しばらくは各社の競争が続きそうなので、ドラマを見る気分で成り行きを楽しもうと思っている。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。