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高羽そらさんインタビュー

『ハリーポッター』より面白い

今日のThreadsの夢体脱では、ガイドになる練習を書いた。ナイトスクールの体験なんだけれど、この学校は『ハリーポッター』のホグワーツに似ているところがある。ある意味魔法を学んでいるようなものだから

 

だから『ハリーポッター』の原作も、そして映画も全て体験済み。ボクは映画よりも原作の方が好き。それはどことなくダークな雰囲気が強いから。あの物語は光と闇の対決でもある。特に映画ではその側面が強い。

 

だけど本来、光と闇は明確に区別できるものじゃない。原作はそんなドロドロした雰囲気が感じられてボクの好みだった。ところがある物語の存在を知った。その作品も魔法学校を舞台にしている。

 

シリーズものなんだけれど、1作目を読んでノックアウトされた。なんて魅惑的で、かつ心躍る物語なんだろう。読み終えて確実に言えることがある。これは『ハリーポッター』より絶対に面白い!

 

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2023年 読書#70

『闇の魔法学校 死のエデュケーション Lessoon1』ナオミ・ノヴィク著という小説。これはいつか絶対に映画化してほしい作品。独特の世界観を理解するのに時間はかかるけれど、その段階を過ぎたらこの世界にハマってしまう。

 

学校の名前は「スコロマンス」で4年制。14歳から17歳までの魔法使いが通う学校。学校はここだけなので、全世界から集まってくる。内容について書き出したらブログ3日分くらい使いそう。できるだけ簡潔に世界観をまとめてみよう。

 

魔法使いは「マナ」というエネルギーを駆使して魔法を使う。世界中に魔法使いを襲う怪物がいて、若い魔法使いのマナを求めて襲いかかってくる。この学校は成人するまでの魔法使いを集めて、そうした怪物から保護することが当初の目的だった。

 

ところが学校に集まってきた怪物の種類も数も多い。やがて学校の結界を破って生徒たちを襲うようになった。それでも学校外で暮らしている方が狙われやすい。生きて卒業できるのは4人に1人という過酷な確率であっても、この方がマシだという状況。

 

この学校で魔法を学びながら、4年生を修了すると卒業する。卒業すると4年生は卒業ホールを通過して学校外に出る。でもこの卒業ホールで待ち構えている怪物を倒さなければいけない。この物語の主人公はガラドリエルという3年生の女子。もちろんこの名前は『ロード・オブ・ザ・リング』と関わっている。

 

魔法界は世界中に自治領がある。最も巨大な自治領はニューヨークとロンドン。ここから来た生徒はグループを組んでいて、大量のマナを使える。だから卒業して生き残る可能性が高い。でもガラドリエルのように特定の自治領に所属しない魔法使いは、圧倒的に不利な状況で学校生活を過ごさなくはいけない。

 

いじめはあるし、場合によっては殺人も起きる。部屋にいてもいつ怪物に襲われるかわからない。そんなガラドリエルに、オリオンという同じ3年生のエリートが近づく。生徒たちを怪物から守ることを生き甲斐にしているヒーローのような人気者。この二人を中心にして物語が進む。

 

ガラドリエルには秘密がある。実はとてつもない能力を秘めている。曽祖母がガラドリエルの能力を知った時、子供の彼女を殺そうとしたほど。世界の魔法界を支配する闇の魔法使いになる可能性があった。それほどの破壊的な能力を持っている。もちろん彼女はそのことをひた隠しにしているけれど。

 

これ以上書いてもキリがないので、この辺でやめておこう。今回は様々なトラブルを解決して、ガラドリエルとオリオンが無事に4年生を卒業させるまでの物語。そして彼らは4年生となる。誰一人友人がいなかったガラドリエルにも、ようやく卒業時にチームとして戦ってくれる二人の親友ができた。それに加えてオリオンもいる。ところがラストで意味深な手紙が母から届いた。

 

「決して、オリオンに近づいてはいけない」

 

さてさて、続きはどうなるのだろう? ということですぐに第二巻を手配した。早く読みたくてウズウズしている。この著者は他にもファンタジー作品をいくつも発表しているので、それらも読んでみようと思っている。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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