日和佐でコンサル
パートタイム教授、奥田健次です(^^)
大学をスパッと退職して、心理臨床と教育相談の仕事メインにしました。ま、大学で働いているときにも心理臨床は開業していて、ずっと週7日、大学とクリニックで仕事してましたが。
先日、徳島県は日和佐(ひわさ)の学校に年度内2回目のコンサルテーションに出かけてきました。
1回目は、ちょっと学校のほうが「先が見えてない(現状すら思い込みが多くて見えてない)」感じで、四苦八苦を越えて路頭に迷っているような状態でした。
そこのところは、限られた時間。でも朝から授業にも入らせてもらっているので、情報量も沢山だし直接、様子を見ることができるでしょ。だから、確実に「やるべきこと」を明示することができます。いつだって、そうです。
問題は、それを教師や学校側が「ああだこうだ」言わず解釈せず、とにかく次のコンサルまでに実行するということ。
結果、見事にドラスティックに直ってました。大幅な環境の改造をやってもらったので、当然のように行動は変わります。やってみたら分かるものですが、現場では、やる前には「本当にうまくいくのか?」と疑いたくもなるものです。先のことが見えないんだから仕方ないかもしれません。
『メリットの法則』とか書いたって、一般の読者の中には「全部が全部、うまくいくわけがない」と冷静を装って疑う人も必ずいます。物理の法則と変わらないのにね。ボウリングのボールを持ち上げて放すと、真下に落ちる。このことを疑うくらい馬鹿げているんですが、それだけ行動の科学が自然科学として知られていないか、もしくは人間の『こころ』を宇宙空間のように思いたい(思っている)からでしょう。
確かに、宇宙空間でボウリングのボールを放したときには、そりゃどこにどうなるか「イマイチワカラン」ですよね。
具体的なことは書きませんが、とにかく担任と学校側が勝利者です。感動的。俺はできて当然のことを提供したまでです。
徳島県とのお付き合いは長いです。47都道府県の中で、今なお密度が濃い関わりを持たせてもらっています。これからも、いくらでも呼ばれる限り。言った通りにしてくれるなら、どんな問題でも当然のごとく直せますので。100万ビットコインを賭けてもええよ。
何年も前から日和佐のほうにも何度も足を運んでいますが、今回プラス1泊することになったので初めて日和佐で食事会。
その前に町の中を案内してもらいました。
これが薬王寺(やくおうじ)。四国八十八箇所の第二十三番札所。
これを見る度に、いつも「お前は栄養ドリンクか〜い!」って心の中でツッコミを入れてしまうんよね。名前も「薬」入ってるし。なんせフォルムが栄養ドリンク。
屋根のところを持ってさ、クルクルっと回す。んで、ゴクゴク飲めるよ葛根湯。葛根湯ちゃうよ仏舎利塔やで。フォルムもソックリ、サウンドもソックリや。
続いて大浜海岸。
ここはウミガメの産卵で有名な場所です。
雰囲気、高知県の桂浜に似ているような。すぐ隣、高知県ですし。
でも、全然ちがうのは砂浜が柔らかい。波が穏やか。
確かに、俺がウミガメ(雌)ならばここにイクラ、ちゃうわ卵を産みたくなるわ。「砂、柔らかいぜぇぇええええ! ソフトだぜぇ!」と感動の涙を流しながら。
反対側には大きな洞窟のある岩場。
良かった、俺。日和佐っ子じゃなくて。
俺がここで育ったら、小学校の頃に「ケイドロ」やる際、絶対にここに逃げ込んで隠れて、んで誰も見つけてくれないまま朝を迎えるパターンに。死を迎えるパターンかもしれんくらいアブナイ。
申し訳ないけど、日本三大ガッカリにノミネートするべきだと思ったのが、日和佐城。
聞いたこともねーよ。山の下から見上げると、とても素敵なお城に見えました。ところが、城山まで登って駐車場に着いてみたら、ショボーーーーイ( ̄▽ ̄)笑
うちの学校の本館のほうが大きいで。
これじゃお家やんか。1階、アルミサッシのガラス窓とか入ってるし。
昭和に建てた感だらけ。設計は穴吹工務店さんか?
聞いたこともない城だけど、ウィキペディアで調べてみたら歴史はある「らしい」。
室町時代に建てた「らしい」。
でも、そんなことも「らしい」が付くくらい資料がないんだって。廃城年すら分からないなんて。
で、このショボさはこれが「模擬天守、模擬石垣」だったから。コンクリートやもん。
だれか日和佐城を研究する人とかおらんのかな?
さて、こっから先は絶賛の嵐。
〽旅館はシーサイド 海沿いシ
ーサイド 食事もシーサイド Oh-シーサイド♪
「ひわさ屋」さんでの懇親会。
久しぶりに出張先で地の物を頂ける。
京の町屋っぽい感じの2階座敷へ。
すげー注意書き。
柱にこんなふうにヤバイことを書いてくれてます。うちの学校も真似しようかな。
食事が魚介類と阿波尾鶏(゜▽゜*)
この中でも、生カキが超絶のまいうぅぅ(*´▽`*)=3
このトゥルンとしたところが、海のミルク。
ツルンじゃなくて「トゥルン」と発音すべし。
ツーリオじゃなくて、トゥーリオと発音するように。
デズニーランドじゃなくて、ディズニーランドと発音するように。
デステニーじゃなくて、ディスティニーと発音するように。
・・・しつこいよ(._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; )
日和佐って言ったらNHK朝ドラ『ウェルかめ』の舞台ですね。
地元では「『あまちゃん』は大当たりしたのに、『ウェルかめ』大ハズレしたのはどうして?」となってます。まあ、それは色々と事情の違いはあるでしょ。「片桐はいり」さんを使わなかったからかもしれないしさ。笑
NHKお得意様のテツandトモさん「なんでだろう」自虐ソングも生まれそうです。
道の駅でお土産をあれこれ1万円近く購入しました。
「これ、どんな味ですかね?」って聞いても、店員さん「食べたことないからわからないね」とか。「試食もやってないから分からないですよね」と店員さんに言われる始末。あんまり「ウェルかめ感」がないんよなー。
ちなみに軽井沢のジャム屋さんとか、試食し放題な感じです。客の数も違うですけど。
とはいえ、四国を回る度を考えておられる方は、日和佐で薬王寺を見て「ポキッと栄養ドリンク」を思い浮かべ、大浜海岸でウミガメと共に泣き、日和佐城で笑い、道の駅でドキドキしながらお土産を買い、ひわさ屋で生カキと阿波尾鶏を食べて下さいね。
奥田健次//
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