SOLA TODAY Vol.544
このブログ、今月になってどうも調子が悪い。今朝もログインするのに、20分もかかった。
一度は諦めたけれど、ようやくログインできたので気を取り直して書いている。こういうことに無駄な時間を使っていると、マジでストレスがたまる。
あまり書く気分じゃないけれど、用意していた記事だけ紹介しておくとするか。
食のフェイクニュースに惑わされるな〜週刊朝日の記事をじっくり検証してみた
トランプ大統領が流行させた感のあるフェイクニュース。この記事は食に関するものを取り上げている。少し長いけれど、興味深く読んだ。
食べることは、生きるうえでの基本となるもの。だから誰もが関心を持つ。少しでも安く、そして身体に良くて安全なものを食べたいと思う。それゆえネットで記事を検索することになるけれど、そこにはフェイクニュースが多いということ。
(1) 電子レンジで、たんぱく質は変性するのか?
(2) 食べ物は精製するとよくないのか?
(3) 原形が見えるのがよいのか?
(4) 高温でできるトランス脂肪酸は問題か?
(5)食品添加物は悪いのか?
(6) クロロプロパノール類は食品添加物か?
(7)加工肉の発がん性、原因は添加物?
これらの7つの項目に関して、巷に流れているフェイク性について著者が言及している。なかなか面白い記事だった。
極端な話をすれば、この著者が書いていることもフェイクの可能性がある。事実なんてそんなものだからね。
結局人間は、自分が信じることを事実だと認識する。だから反対意見は無視するし、自分の意見に沿うものには賛同する。だからこの記事を読んでも、人によって反応は様々だと思う。
だけど問題なのは、自分の頭で考えることをしない人。この記事でも紹介されているが、こうしたニュースに影響されて、不安を持っている母親が多いらしい。
「私は、子どもたちに悪いものをたべさせているのではないか。なんとかしたいけれど、時間がなくて、お金がなくて、どうしようもない」と自分を責めてしまう母親が増えているとのこと。
ネットに出ているだけで事実だと思ってしまうから、科学的な根拠があいまいであることに意識が向かない。自分で考える人なら、もっと調べて深く検証するだろう。でも多数の人は、最初に目にした記事を鵜呑みにしてしまう。
理想だけを掲げられて、それをできない自分を責めてしまう。これは食品に関することだけでなく、他のことにも共通している。ネットでの情報と現実の自分を比較することで、理想の自分でいられないことを嘆いている人は多いと思う。
ネットの記事なんて、基本的にフェイクニュースだと思っておくほうがいいのかもね。それくらいで、今の時代はちょうどいいのかもしれない。
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