悪魔の武器は記憶の捏造
今日は未明の大雨から一気に天気が回復。完全に春の陽気で、今日の神戸の最高気温は20.9度まで上がった。歩いていても気持ちがよく、つい鼻歌を口ずさんでしまう。
そんな時、最近のボクがよく脳内再生するのはジャスティン・ティンバーレイクの『Selfish』という曲。今年の1月にリリースされた5年ぶりのシングル曲で、今月の15日発売された6年ぶりのアルバムとなる『Everything I Thought It Was』に収録されている。
好みはあるだろうけれど、なかなかのイケメンで俳優業もやっている。ボクは彼の妻であるジェシカ・ビールも大好き。二人が並んでいる映像をよく見かけるけれど、本当に素敵な夫婦だと思う。ということでボクの脳内ヘビロテ曲のリンクを貼っておこう。
先ほどの曲のタイトルは『Selfish』で、つまりわがままや自己中のこと。そんな自己中の代表といえば悪魔。『エクソシスト』のドラマのシーズン2を追いかけているが、いよいよ本格的な悪魔祓いが始まった。
2024年 映画#57
『エクソシスト 孤島の悪魔』(原題:The Exorcist)シーズン2・エピソード7『ゆがめられる記憶』という2017年のドラマ。前回の感想については『緊迫する悪魔への尋問』という記事に書いているので参照を。
シーズン1より圧倒的に面白くて怖いシーズン2。前回では孤児のグループホームを運営しているアンディに悪魔が取り憑いていることが明らかになった。ラストシーンでは、娘のハーパーを取り返そうと孤島のホームに侵入した母親が、アンディによって刺し殺される場面で終わった。
今回はアンディが悪魔に取り憑かれた経緯が描かれていた。アンディは妻のニコールと二人でホームを経営していた。ところがニコールは近くの湖で入水自殺をしてしまう。これもおそらく悪魔関連だという気がする。なぜならこの島には過去におぞましい出来事があったから。
トマスとマーカスの二人の神父は、アンディをベッドに縛り付けて悪魔祓いを開始した。ところが亡くなった妻に化けた悪魔は強敵。何度もアンディは自分を取り戻そうとするものの、悪魔の攻撃に負けてしまう。その攻撃とは記憶の捏造だった
何度も妻が自殺したシーンを見せつけられて、その理由を悪魔は捏造する。アンディが思い込まされたのは、妻を自殺に追いやったのは預かっている子供たちだという偽の記憶。
子供たちは夫婦の私生活を壊し、好き勝手をすることでニコールは精神的に追い詰められた。そのストーリーをアンディは偽の記憶として植え付けられる。要するに悪魔の目的は、アンディに取り憑いて子供たちを殺すこと。
アンディは必死で悪魔の攻撃に抵抗する。けれども愛する妻の姿に惑わされて、ついに悪魔との融合を受け入れてしまう。その直後、トマスとマーカスは悪魔の力に圧倒されて吹き飛ばされてしまうというラスト。これは大変だわ。
おそらく二人だけでは対処できない。ということで、少しずつ登場していた女性エクソシストのマウスの登場になるんだろう。物語も残すところ3話。ついに核心へと近づいてきたぞ。怖いけれど楽しみ。
<お知らせ>
最新刊の『夢体脱』が全国の書店、並びみAmazon等のECサイトで販売中です。2012年に出版した『夢で会える 体外離脱入門』は、非物質世界の存在に『会う』ことがメインテーマでした。
でも『夢体脱』ではその出会いをどのようにして実生活に活かしていくかをテーマにしています。旧作を読んだ方にも新しい洞察が得られる内容になっています。是非ともよろしくお願いします。
Amazonでは単行本と同時に、Kindleの電子書籍でも購入していただけます。こちらからどうぞ。
ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。