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タメになる「はじめてゲイビデオに出演したときの話」のあとがきと解説

→はじめてゲイビデオに出演したときの話26

 

 

 

 

 

1話から読む場合はこちら

 

 

 

 

 

 

最後まで

「はじめてゲイビデオに出演したときの話」を

お読みいただき、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

個人的にはやっとこの連載から解放されるという

思いで、ホッと一息ついているところです。

 

 

 

 

 

 

今回の話はボクの人生の時間軸でいうと

バーテンダーとして働いていたころ

        ↓

ゲイビデオに初出演したころ

        ↓

ブラック企業で働いていたころ

という、バーテンダーから就職までの

間の話だったわけですね。

 

 

 

 

 

 

気が付けば、相当長かった

ブラック企業の話よりも長編に

なってしまったので半ば駆け足で

説明を端折った部分も多々ありました。

 

 

 

 

 

そこで今回は補足も兼ねて

あとがきに解説を入れてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

では、各話を振り返りながら、どうぞ。

 

 

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

ゲイビデオの応募※第一話参照

 

 

ボクはサイトに貼ってある

「モデル募集」の広告から

ゲイビデオに出演するに至りました。

 

 

ゲイビデオモデルの出演の経歴は

主に分けて3つです。

 

・自分から応募するパターン

・スカウトされるパターン

・ウリ専等から勧められるパターン

 

多くは自分で応募する場合ですが、

14話に登場したヒカルくんのように

ウリ専から勧められて出演するパターンも

少なくありません。

 

人によっては友だちがすでに

ゲイビデオに出演していて、

誘われて出演するなんて珍しい

パターンもあります。

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

女性ADについて4話参照

 

 

 

 

たびたび各話で登場した

ADの木村さん。

 

 

自身も腐女子でありながら

ゲイビデオでADをやっているという

強烈な経歴ですが、正直

こういった人はあまりいません。

 

 

このゲイビデオ会社が特殊だったというだけで

やはり基本的には女性は働いていません。

 

 

ちなみに、

多くのゲイビデオ会社のスタッフは

全て自社のスタッフで成り立っており、

新入社員がADをやることが多いです。

 

 

ADとして撮影の基本を学び、

後に監督となることを目指します。

 

 

ちなみに、木村さんはその後

しっかり監督になり、ゲイビデオらしからぬ

時代物のゲイビデオや漫画原作のゲイビデオなど

腐女子要素満載の作品を作っています。

 

 

 

IMG_2877

 

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

全ての撮影が1日で終了している件10話参照

 

 

 

一般のAVを想像してもらったり、

ゲイビデオを観たことがある方はわかると

思いますが、一つのDVDには

4~5くらいのカラミ(セックス)が収録されています。

 

 

しかし、ボクの今回の話では全て

1カラミだけで撮影が終了していますよね。

 

 

これはゲイビデオ特有の文化で、

通常のAV業界だと多くは1日かけて

全てのカラミを撮りますが、ゲイビデオでは

1カラミを2~3時間だけ使って撮影するのが通例です。

 

 

なぜなら、それはウケも攻めも両方必ず

射精をしないといけないからです。

 

 

1日に何回もカラミを撮影して射精がショボくなって

しまうくらいなら、1日に1番の射精を1回だけしてもらうほうが

ゲイビデオにとってはいいんですね。

 

 

そのため、ゲイビデオは必然的に

多人数物のオムニバス作品が多くなります。

 

 

ゲイビデオで1人しか出演しないオンリーの作品を

撮る場合はその子1人で3~4日撮り続けることになりますが

これはかなりの売れっ子でないとオファーが来ません。

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

ゲイビのギャラ11話参照

 

 

概ねゲイビのギャラは以下みたいな感じです。

 

ゲイビデオのギャラ(1カラミあたりのギャラ)

・攻め(顔出し)  3万円

・ウケ(顔出し)   5万円

・オナニーのみ  2~3万円

・攻め(ゴーグル)  1万円

・ウケ(ゴーグル) 3万円

 

全体的にウケのほうがギャラが高いのは

やっぱり洗浄や肉体的に大変なことが

多いからという理由からのようです。

 

 

ゴーグルというのは顔を水泳ゴーグルや

サングラスで隠したモデルのことで、

顔出しよりかはギャラが下がります。

 

 

23話で登場したツバサくんは覆面でしたが

これもゴーグルマンと同じ扱いですね。

 

 

25話でツバサくんが言ったように

使い過ぎたモデルを攻め役やウケ役で

使用する際に用いられたり、監督自ら

モデルをする際などにゴーグルマンになることが

多いですね。

 

 

MAX5万と聞くと少ないように思うかもしれませんが

1カラミあたりのギャラなので、もしオンリーで

4シーン絡むとしたら5×4で1本20万くらいにはなります。

 

 

何回顔出しで使ってもらえるかというところで

モデル個々のギャラの差が生まれるわけですね。

 

 

それでも需要が少ないので月に何回も撮影が

あるわけでもなく、ゲイビデオだけで生活しているという

モデルは1人としていません。

 

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

モデル同士の恋愛について22話参照

 

 

基本的にモデル同士が付きあったりすること

自体に罰則があったりはしません。

 

 

ただし、監督とモデルの場合は基本NGです。

(まあ、こそっとやってる人はいますが……)

 

 

つまり、ヒカルくんと矢代さんは基本的には

結ばれることはないということですね。

 

 

だから、もしタイプのモデルがいたら、わざと

自分とカラミのある台本を作って

ハメ撮り撮影を組む監督もいたりします。

 

あと、ウリ専が店舗内での恋愛禁止と

していることも多いので、モデル同士はOKでも

そのモデルがウリ専からスカウトされて来ている

モデル同士である場合は必然的に恋愛禁止になります。

(まあ、こそっとやってる人はいますけどね……)

 

 

要するに、何にせよ

 

コソッとやってる奴はいるってこと!

 

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

現場について17話参照

 

 

今回の記事を読んでシティホテルを使ったり、

撮影スタジオを使ったり、ゲイビデオって

意外とお金かけてるんだなと思った方もいるかと思います。

 

 

これは実を言うと、このゲイビデオ会社が

特殊なだけです。

 

 

ボクはゲイビデオ時代に

会社を3社移っているのですが、

これだけスタジオやホテルを使用する会社は

この会社だけでしたね。

 

 

AVも撮影できるスタジオの多い東京という

立地もあるでしょうが、基本的にはゲイビデオは

一般のAVよりもお金をかけられないので

自社で借りているマンションの一室を改装して

使っていたりすることがほとんどです。

 

 

だから、同じ会社のゲイビデオを観るとわかりますが

同じ場所やセットを使いまわしていることに気付くかと思います。

 

 

ADの木村さんが監督する腐女子要素満載の

ドラマチックなゲイビデオなんかは、たぶん

他の会社ではなかなか作れないんではないかなあと

思います。

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 

 

 

 

さて、補足はこんな感じでしょうか。

 

 

このあとボクは人生1度きりかと思われた

ゲイビデオ出演を結局、23歳になるまで

続けるわけですが、その話はまた機会が

あれば書いてみたいと思います。

 

 

ゲイビデオは基本的にモデルが他社に

移りにくい契約になってる中、3社渡り歩いた

というボクの経歴はたぶん結構珍しいです。

 

 

ゲイビデオは他社と情報交換などしないので

各会社ごとになかなか変わったルールなどが

あって、面白いのでそこらへんも書いてみたいなぁ……。

 

 

とりあえず、長かったゲイビデオの話が終わったので

しばらくは短編とかを書いて、のんびり

一息つきたいものです。

 

 

 

あ、そうそう。

 

 

皆さん気付いていないかもしれませんが、

実はこのブログ、「コメント欄」

ちゃんとあるんですよ!

 

 

コメントしてくださると、すごく励みになるので

お時間のある方はこのまま画面をちょ~っと

下のほうにスクロールすると、コメントが画面が出てきます。

 

 

是非書いてみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

おしまい。

コメント (91件)

現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。

  1. お金貰えても身を守らないといけないし、逆に貰う分の期待には応えないといけないし。
    勇気あるなぁって思いました。
    木村さんってキャラに出会えたのも含めて恵まれたお初でしたね。

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大島 薫(おおしまかおる)

大島 薫(おおしまかおる)
所属事務所:フリーランス
身長・体重:165cm・53kg
生年月日:1989年6月7日

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