なめたらあかん、なめたらあかん・・・
奥田健次です。おはようございます。大学教員を辞めて、軽井沢で学校再生してます。「木こり見習い」の心理学者です(^^)/
ダイヤモンドブログさんに引っ越しして、先日のブログスタートするまでに貯まった日記を、かなり内容を端折りながらアップしています。はやくリアルタイムに追いつきたい(^^;) 今のところ、約1か月遅れ。
2012年4月18日(水)
ルーシーくんが来た日(註・ルーシーくんとは、おれんとこの大学院修了生)。ルーシーくんが来るまでに、樽の中に寄せ植えしてるのですが、そこに新しい花をお仲間に植えました。昨日、ホームセンターで購入した「ガザニア」という多年草。イタリア料理っぽい名前やな。どうしても仕上げにオレンジの大きい花弁のが欲しかった。
完璧やと思うよ。咲き終わった花を、いくつかハサミで切り落としました。おれ、たぶん一人でニヤけてたかも(๑′ᴗ‵๑)
まさか自分が園芸でニヤけるなんて、中学生の頃には思いもせんかったなー。
ここで、ルーシーくん到着。「樽の花に気づけよ、ほれ、ほれ!」と思いながら待ってたのに、気づかず。まだまだやのぉ・・・。
その後、近所のリサイクルさんのところにテレビ3個、洗濯機3台を引き取ってもらいに行く。あと、コタツも25個。
レトロな冷蔵庫(たぶん昭和40年代くらいの)を運び出すときに、右指に切り傷が出来てしまった(>_<)
血みどろやー(T_T)
どうせB型はどうとか言うんやろー。
まだ引っ越しの荷ほどきが終わってないから、絆創膏がどこにあるか分からない。まだ、うちの学校、上水工事を終えてないので水も出ない。
そんなときは! キッチンペーパーでくるんでおきましょう。料理番組で重宝されてるアイテム。「臭みを取るために血をしっかり抜いておきましょう!」・・・ え? あかんやんか。おれの血、どんどん抜かれるんやろか。と、少し血の気が引いたような気がしたが、気にしないことに。
休憩後、頼んでないのにルーシーくんが絆創膏を買ってきてくれました。そこは気が利くのね(^_^;) 今度、切り傷が出来たら、おれが生けた花たちの上で「イタタタ(内心では「花を見てくれ」)」と言うてみるわ。
午後から「お化けの木」に挑みました。
ここには、もうすぐジャガイモを植え付けるから。なぜ、ここをジャガイモポイントにしたかというと、昨年末から定期的に測定しているポイントの一つで、ここだけ地質が酸性土なのですね。酸性土は作物に良くないらしいけども、ジャガイモどもは酸性土が好きならしい。
そういうへそ曲がりなジャガイモのことが好きになったぞ。だから、チミたちを、ここ「お化けの木」の下に埋めてあげよう。そのために、まず「お化けの木」の枝が覆い被さっているので、それをチェーンソーで切り落として、日光が地面に当たるようにせんといかん。
大変やったよ、ツルの回りには針金が張り巡らされてるから、何度もチェーンソーが針金を飲み込んで。またL型レンチを取りに戻って、分解して針金を外して、また作業。これを何度か繰り返した。
これみて。今年1月に身内で開校式をやったときの様子。ドキュメント番組が取材に来てましたが。
藤棚が壊れてるでしょう。この藤のツルが周りの木々をグルグル巻きにしとるんです。藤棚もグルグル巻きにしてるんです。鉄が折れるくらいのパワーです。
今日の様子。ツルがひどい。ひどすぎるんです。藤棚の針金を、このツルが飲み込んでいるんよね。
いくつか、ツルの両端をチェーンソーで切ったのに、針金が付いているせいで、取れない。ホームセンターで針金を切るペンチを買ってきました。
ツルが飲み込んだ針金をカットしているところ。
ツルが「しめ縄」または「クロワッサン」のようになっている部分、分かりますか? これ、ツルが針金を飲み込んでいるんです(・O・; だからチェーンソーでは切れない。
チェーンソーで切れるところは切り、引っ張り落とせるところは引っ張る。写真で見て思うのは、もしかしたら命がけやったのかもしれない。命知らずやわ。世間知らずでもあり。ちなみに、親知らずもあと1本だけ残ってる。
引っ張ると、ツルのせいで死んでる枝が、落ちるやつは落ちてくるんですよ。文字通り、芋づる式に。そこは、おれ、反復横跳びで避ける。ヘルメットは取りに戻るのメンドクサかった。
おれの後ろのツルのひどさたるや。藤棚を巻き込んどる。
しかし、どんどん手作業で藤棚を覆っていたのが取れてきた。
アフターは・・・。と、行きたいところですが、思ったよりも作業に時間がかかって日が暮れたので、この日はここまで。
2012年4月19日(木)
朝の9時。学校に到着。
まずやったことは、昨日の続き。「お化けの木」がツルでからまってるんやけども、そのせいで倒れかけの大木があって空中停止しているような状況。これを切り落とさないと。
人間って、自然の前では、かくも小さい。遠くで見ていた木に近づくと、木はかくもデカイ。
ハシゴをかけて、ハシゴに登った状態でチェーンソー作業。これがとても危険な作業なんよね。落ちるかも知れないし、頭上に切り落とした太い枝が落ちてくるかもしれん。壊れかけの棚が倒壊するかもしれん。さすがに、この日はヘルメット装着。ま、気休め程度やけど。
こんな感じの作業。頭よりも上にある木を落とすのは危険すぎる。
後日、この作業報告をnobuさんにしたら、「ハシゴではだめ。三脚のでないと」と教えていただきました。
午後。藤棚はとりあえず鉄を飲み込んだツルの部分はあきらめて、今度はジャガイモを育てる地面の作業を開始。
小さな木やツルを取ろうと引っ張り始めたところから悪夢は始まった。周りの木の根っこが、ちょっと引っ張るだけで芋づる式に次々と出てきた。まさしく次々に。
そういえば、そうやった。木には根っこがあるんだよ。
木の根っこが引っ張られ始めて、土がえぐれていく。そうすると、周囲のどでかい樹木の太い根っこまで出てきやがった。これはもう牛の大腸を超えるサイズはあるね。いや、牛の大腸を見たことはないけども。気持ちワルーイ( ̄▽ ̄;)
こんなのが、たくさん出てきたのです。自然薯やったらええのに。
しかし、おれ、まだこの時点ではここにジャガイモを何とか植えることが出来ると考えてる。
夕方。ジャスコで在庫全部買いした布団40組が到着。ジャスコのサービスで40組をお持ち帰りいただきました。処分方法で頭を悩ませていたので、これは助かります。
これら、持って帰ってもらった布団の一部ね。カラフル〜!! ・・・言うてる場合か(-_-) トラックが満杯になったよ。
新しい布団の箱を倉庫に入れ、残りまだ捨てないといけない布団が170組ほどあるようです。思ってたより多い。
片付けのために、大広間に出しておきました。
これらの処分しないといけない布団、まだほんの一部です。なにせまだ170組ありますから。
藤棚も終わってないし、藤棚の下の大木の根っこも取れてないし、布団もまだ処分できてない。ルーシーくんと二人がかりでやってみたけども、まあキリのない作業やなぁと思ったよ(^^;)
キリのない作業があるって、感謝やわぁ〜(^o^)
この日はお昼から4時間くらい、ずっと天童よしみの「なめたらあかん、なめたらあかん♪」って歌いながら作業してました。
今日は、気温15度くらいあったかな。えらい暖かくなってきたな。
奥田健次
処分しなきゃいけない布団の量に圧倒されました。
ここは昔、どんな学校だったんですか?寮があったんですね。
針金を巻き込みながらねじねじになったツルにもビックリです、チョット鳥肌もんでした。