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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.452

思春期の男子というものは、『性』に対する関心が絶好調となる時期。身体の発達にともなって湧き上がる衝動だから、とても自然なものだよね。

 

だけど正確な知識を得ることよりも、好奇心のほうが圧倒的に勝る。そうなると中途半歩な情報を詰め込むことになるので、とにかく頭でっかちになりがち。

 

ボクがそんな思春期を迎えたころ、ネットどころか、DVDやビデオでさえ存在しない。唯一の情報源はエロ本。当時は書店でビニール袋に入れられて立ち読み(まさしくタチヨミかもw)防止対策を施されていたので、『ビニ本』と呼ばれていた。

 

だけど本屋さんでビニ本を買う勇気はない。そんなとき画期的なものが登場した。ビニ本の自販機だ!

 

これはすごい、と当時は感動した。だって顔を合わさずに買えるんだよ。少年にとってこれ以上の朗報はない。だから人目を避けるため、家族が寝静まって深夜にこっそりと家を抜け出す。もちろん昼間に小銭を用意しておいて、速攻で買えるように段取りしてある。そんな苦労をしていた。

 

それに比べて、今の子供は情報過多となっている。ネットで動画が溢れているので、深夜に小銭を握りしめて外出する必要もない。

 

それゆえポルノを現実だと思い込みやすい。ボクの時代は写真だから、想像するしかない。それに比べて動画の説得力は半端ないから、フィクションで過剰に演出されたものを事実だと誤認することで、性的なコンプレックス等を抱くことになりやすいとのこと。

 

それは海外でも同じらしい。

 

ポルノではない「普通のセックス」をノルウェー国営放送局が放送

 

ノルウエーの国営放送局は、セックスに興味のある若者がネットポルノを教科書としていることはおかしいと考え、普通のセックスを放送することにしたらしい。何を持って普通のセックスとするのか、という疑問は置いておこう。この判断は微妙だものね。自分が普通だと思うことが、他人が見れば異常かもしれないw

 

だけど少なくともポルノは過剰に演出されたものであることは事実。そういう意味では、決して無駄なことではないと思う。ネットポルノが大量に出回っている現状において、ある一定の効果があるように思う。

 

先ほども書いた『普通のセックス』の概念に対して、クレームはあったとのこと。多様性を否定することにつながりかねないというものらしい。でもセックス=暴力という誤解をぬぐい去ることだけでも、ボクはいいことだと思う。

 

日本では難しいと思うけれど、今の時代は真剣に考えるべきかもしれないね。性をタブーとして誤魔化すのではなく、ある程度オープンにするべきだと思う。

 

先日ネットの記事で見たが、性に関する情報をオープンにしている国ほど、性犯罪が少ないと書かれていた。セックスから暴力を排除しようという試みが、うまく機能しているのかもしれないね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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