犯人が有名過ぎる物語
今日アップした『夢体脱日記#47』でThreadsに投稿していた貯金を使い切った。だから明日からはブログでの投稿が最新の体験談になる。でもシェアできる体験がない場合はお休みとなるのでご了承を。自分にプレッシャーをかけて、できる限り持ち帰れる体験を継続するつもりだけれど。
さて、あまりに有名で誰でも犯人を知っているミステリ映画を観た。だから映画の見どころは犯人の演技という作品。
2023年 映画#142
『オリエント急行殺人事件』(原題: Murder on the Orient Express)という2017年のアメリカ映画。この作品は何度か映画化されていて、ボクが最初に観たのは1974年の作品。全く内容を知らずに観たから、12歳のボクは犯人を知ってマジで開いた口が塞がらなかった。まさかそう来るとは。
あまりに有名な作品なので、おそらく犯人を知らない人はいないだろう。もし、もし、まだこの物語の犯人を知らない人がいるのなら、この先を読まないほうがいい。そしてこの作品でも、あるいは1974年の作品でもいいので、ぜひ謎解きにトライしてほしい。
この映画の感想としては、まずまずの及第点。エルキュール・ポアロを演じたケネス・ブラナーはなかなかお似合いだった。最近は監督もやっていて、この作品でも監督を兼任している。ハリーポッターのロックハート先生のイメージがすっかり消えてしまった。
さて原作はあまりに有名な作品。ほとんどの人は知っているだろう。なんと犯人は同じ車両にいた全員というオチ。先ほどの写真で殺されたのはジョニー・デップ演じるラチェット。中央の少し右で髭を生やしているのが名探偵のポアロ。だからその2人以外は殺人に関与しているということ。
原作とは配役を一部変えてある。だけど1934年という時代設定は忠実に再現されていて、CG等を使って完璧に再現されていた。映像も美しい。ストーリーはほぼわかっているので、この作品の見どころは俳優たちの演技。豪華キャストの一部だけ紹介しておこう。
先ほどの2人に加えて、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリーという顔ぶれ。デイジー・リドリーは最初はわからなかった。どこかで観た顔だとずっと考えていて、ようやく『スターウォーズ』最新作のレイだと気づいた。それくらい1934年の世界に誰もが溶け込んでいたということ。
圧巻の演技はミシェル・ファイファーだったなぁ。この殺人事件の企画者であるのを隠し、被害者を装ったという設定に違和感を覚えなかった。ハラハラドキドキの展開はないけれど、容疑者と名探偵の心理戦を十分に楽しめる作品だった。ちなみに続編の『ナイル殺人事件』もケネス・ブラナーがポアロを演じているそう。機会があれば観たいと思う。
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