猫の「名誉博士」が誕生
相変わらずの猫人気。でもその人気にあやかって、猫を『○○駅長』として宣伝しているのがボクは大嫌い。言い方は悪いけれど、ある意味猫に対する虐待行為だと思っている。人間の都合に合わせて猫を利用しているようにしか見えない。
でもちょっと素敵なケースもある。アメリカで猫の「名誉博士」が誕生したとのこと。
猫の名前はマックス。アメリカのバーモンド州立大学の近くで暮らす飼い猫。散歩ついでに大学へと通うようになり、学生、教授、そして大学スタッフから愛されていた。どうやら大学の雰囲気が気に入ったようで、自主的に毎日通うようになったそう。
今は大学内ではアイドルキャットとなり、学生のメンタルケアに貢献している。講義中も優雅に散歩する姿で学生たちを楽しませ、試験中で辛い学生に抱かれたり背中に乗ったりして学生を癒しているそう。
大学の入学希望者のためのキャンパスツアーでは正門でお客さんを出迎え、一緒に並んで説明会場のチャペルまで同行。さらに学内の見学ツアーが始まると一緒に参加するそう。
飼い主さんによると、大学の夏休み期間のマックスは退屈そうにしているらしい。大学に行ってみるけれど学生はいない。だから寂しそうな様子で自宅に戻ってきて引きこもっている。本当に学生たちが大好きなんだね。
ということで4年間大学に通い続けたマックスは、卒業する学生と一緒に学位を授与された。さらに、こんな特典が用意されていた。
『大学の教授陣からの大きな賛同を得て、理事会は猫のマックス・ドウに名誉博士の称号を授与し、キャットニップと爪とぎ、そして専用トイレを特典として進呈することを決定しました。おめでとう、マックス・ドウ博士!』
マックスはなんと名誉博士になったとのこと。博士の写真はこんな感じ。
これは駅長猫と違ってとても微笑ましい。マックスも大学に来ることが幸せなんだからね。これからも学生たちに愛されていくことを願っている。ただ不特定多数の人間が集まる場所には、一定数の猫嫌いの人がいる。そんな人にイタズラされないよう、大学としてはチェックするべきだと思う。だって大学の「名誉博士」なんだからね!
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