e-taxは使い勝手最高
Xでポストしたように、今日の2月11日は確定申告を完了させる日と決めていた。今日は巳の日で、お金に関することをするのに最適な日。さらに友引という吉日。それゆえ今日に確定申告書を提出する予定で動いていた。
確定申告といえば、ボクは数え切れないほど思い出がある。20代の頃に税理士事務所で働いていたので、この時期は毎日残業の日々だった。午後10時に事務所を出られたらラッキーな方で、3月の上旬になると午前3時になっても事務所にいた。そんな時間に決算資料を持ってくる顧問先もどうかと思うけれどwww
祇園の芸舞妓事務所に勤めている時も、この時期は忙しかった。100人以上いる芸舞妓さんの申告書をボクが一人で準備していた。もちろん手書き。そしてそれぞれのお花代を計算して申告書に記載しておく。
税務署の職員さんが出張して事務所まで来てくれた。会議室を開放して臨時の申告会場ができる。申告書の用意をしても、最終的に申告するのは本人。だから芸妓さんたちに生命保険の控除証明書等を持参してもらい、その場で申告をしてもらっていた。まぁ、ほとんどはボクが代筆するんだけれどね。
そんなアナログ時代の経験があるので、今回トライしたe-taxはまじで感動した。昨年までは国税に関する収入がなかったので、市民税の申告書を区役所に提出していただけ。それも数年前からネットで提出できるようになったので助かっていた。
でも昨年は『夢体脱』の印税があるし、暗号通貨のイーサリアムを売却したので申告が必要。本来は65歳からの年金も前倒しでもらっているしね。最初に書いたように確定申告書には抵抗感がないので、作ることは全く苦痛じゃない。むしろ大好き!
だけどすっかりネット社会に馴染んでいるので、字を書くことが苦痛になってきた。そのうえ提出するのに郵送は手間がかかるし、税務署まで行くのも面倒。ということで初めてe-taxを使うことにした。
マイナンバーカードを作っている人なら、このe-taxは本当に便利だと思う。マイナンバーカードの読み込みでミスってしまい、ロック解除することになったのはボクの不注意。普通にやっていれば問題ない。
ちょっと時間を取ったのは暗号通貨の所得計算。これも仕組みがわかればなんてことない。これさえやっておけば、あとは控除関係の資料を用意しておくだけ。初めてなので時間がかかるだろうと思っていた。だけど事前に資料さえ準備しておけば、午前中の小一時間で全ての手続きが完了した。
計算をしなくても、必要な数字を入れたらe-taxのサイトで自動表示される。電卓さえ必要ない。ボクの場合は還付申告だったけれど、マイナンバーカードで公金受領の口座を登録しているので、振込先の口座番号さえ入力する必要がない。
ボクの場合は確定申告書に抵抗感がないので、スムーズにできたのかもしれない。でもじっくり説明を読めば、よほど複雑な事例でない限り誰でもできると思う。医療費控除等の還付申告程度なら税理士さんに頼む必要がないと思う。このe-taxで税理士さんはかなり仕事を奪われているだろうな。
ボクが税理士事務所にいた当時の3月15日はカオスだった。提出税務署別に顧問先の申告書が積み上げられている。それで二人一組で担当する税務署を決めて、手分けして税務署へ向かった。そして税務署で受付印をもらった大量の控えを事務所に持ち帰り整理する。本当にアナログな時代だったなぁ。
それがネットで申告書の提出までできるなんて、なんて便利な世の中だろう。もう手書きで確定申告書を書く気になれないなよなぁ。
<お知らせ>
最新刊の『夢体脱』が全国の書店、並びみAmazon等のECサイトで販売中です。2012年に出版した『夢で会える 体外離脱入門』は、非物質世界の存在に『会う』ことがメインテーマでした。
でも『夢体脱』ではその出会いをどのようにして実生活に活かしていくかをテーマにしています。旧作を読んだ方にも新しい洞察が得られる内容になっています。是非ともよろしくお願いします。
Amazonでは単行本と同時に、Kindleの電子書籍でも購入していただけます。こちらからどうぞ。
ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。
ブログの更新はFacebookページとX、並びにThreadsで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。