誘拐して♪
パートタイム教授、奥田健次です♪( ´ε`)
大学をサッサと退職して、西軽井沢5,000坪の廃校を買い取ったので、それを学校にしています。大学のほうは、それなりにご縁というものもありますから、集中講義だけにしてもらっています。
さて、うちの学校には、アドベンチャーかつワイルドな常連のゲストがキャンプに来てくれます。ダッチオーブンで朝食からすべて自前で自炊されるという、本格的アウトドア。
本日から常連さんは今シーズン2回目のキャンプなのですが、1回目に参加した仲間達が「いいなぁ」と羨ましがっているそうです。
今回、来ることが出来なかった男の子は常連リーダーに、
「いいなぁ・・・なあ、頼むからおれを誘拐して!」
って、嘆いていたのだそうです( ̄▽ ̄)笑
「連れてけ」じゃなくて「誘拐して」ってのが言葉のチョイス、ナイス☆
しょうがねえなあ、じゃあ校長のおれが直々に誘拐しに行ってやるか。
などと言うと「本当にお願いします!」となりそうな、マジでリアルなリクエスト。ガチで捨て身なローティーン。
誘拐する側にも、それなりのコストがかかるんだぜ。って、前回の学会シンポジウムのテーマは「捨てるコスト、かけるコスト」でした。
「誘拐する」というカードを捨てるのはモッタイナイ。せめてもの最後の切り札くらいにしておこう。
しかし、行動分析学的には。
「誘拐する」は、おれの側の行動。子どもの側は「誘拐される」なので行動ではない(笑)。
ただし。
「校長先生が誘拐しやすいように協力する」は子どもの側でも出来る行動です(^3^)=3
つーわけで、子ども側でも出来ることはあるのです。
でもさ、もうすぐ中学生にでもなれば自分でバスに乗って、うちの学校まで来ればええねん。もちろん、親御さんの許可を得てね。
こないだ、たまたまテレビを付けていたら織田裕二さんのドラマで、父親が東京から小諸へ高速バスで子どもに会いに行くっていうシーンがあって、ドラマの内容よりも東京〜長野(小諸の風景)が舞台だったので思わず見てしまった。ペットボトルに小銭を貯めて「長野貯金」とかって、バス代を捻出していたわ。東京〜小諸や佐久のバスって、1時間に1本くらい出てるって。
ってなわけで、何のサービスも滝クリ的「お・も・て・な・し」もしない、うちの学校なのですが、ありがたいことにどえらい人気なのでした。
奥田健次
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