中軽井沢のスペイン料理♪
パートタイム教授、行動分析学者の奥田健次です(^^)
日本シリーズは終わってしまって、ボウカーも帰国してしまって一気に寂しい秋となりました。軽井沢は冬っぽい気温です。
中軽井沢のスペイン料理屋のチラシが入っていたので行ってみた。
美味かった。
メニューの中に「小エビのアヒージョ」があったので、とりあえずまずは「なかなか正直やん・・・」と静かなるツッコミ。
ちょい前までなら、「芝エビの」「車エビの」と名乗ることもできた世の中なんですが、ちゃんと「小エビ」と名乗ってる。「小エビ」には「バナメイエビ」とか含まれてますからね。
でも、おれには甲殻アレルギーがあるからお店の方に「すみませんが『小エビ』じゃないもので出来ませんか?」とお願いしてみたが、「小エビじゃなきゃ、できません」とのこと(´・ω・`;)
融通が利かないなと思いつつ、しょうがないから「じゃあ、小エビ抜きで」と真面目にオーダー。「あー、それもできません」って店員さん。こっちは正論だね。それだと、ただのオリーブオイル煮になっちまう(^^;)
でもね、おれとしては「イカとかアサリにしましょうか? あとニンニクとかでもできますよ」とかって機転を利かせてもらえないかなという心境で、そういうチャンスを与えるつもりで会話してたんよね。メニューのものしか出せないファーストフードじゃないねんからなーって。でも、しょうがないから、これはパス。
イワシの酢漬け。マッシュルームのオイル焼き。お薦めのパン。メインディッシュに豚肉料理と魚介のパエリアを注文。
うん、味はなかなか美味しかったよ。
豚肉料理のところの野菜類が、かなり頑張ってくれてる感じでイイ。これは100点。
魚介のパエリアも100点。でも、持って来られたときにテーブルに余裕がなくて置く場所に困ったために、写真撮るのを忘れてしまった。おれは写真にこだわりがないので、まあ、よくあることです。
マイナスポイントとしては、アヒージョで機転が利かなかった他に、パンを持ってくるのがメインディッシュの直前くらいになってしまったってこと。
それぞれのお皿の油を付けて楽しんでもらうというのを売りにしているのならば、最初の1品目と同じくらいで出さないとね。マッシュルームのオイル焼きも、メインディッシュの後に来たので、そのときにはもうパンの残りは1切れよ。油ぜんぶ残り(-_-)
近くのテーブルの年配グループは「いくら忙しいからってねぇ・・・!」どうのと文句を言っていましたが、おれは怒鳴ったりしないけどもね。まあ、こういう場合はお店の側が何せ気を利かして、パンをオーダーしなくてもバスケットにいくつか入れてくれるのがセンスっていうか「お・も・て・な・し」というか。オイルを付けて食べるのを薦めたのはお店側ですから。
しかし、長野県に来てこういう部分で気が回らないのは、多くのお店で経験してきたこと。商売っ気がないと言うか。「珍しい! 細やかな気配りの出来る店がこの辺りにもあるんやね! こりゃミシュラン覆面が来てもいけるで!」というお店もたまにあるけど、そういうのってオーナーが県外から来た人だったりするんよね。
ちょっとした細かな気遣いってのは、お店の側もコミュニケーション不足から来るものであって、たくさんコミュニケーションを重ねていけば洗練されていくでしょう。
味としては濃いめ。おれは濃いめが好きだからOKです。値段的にはチラシの価格で安くなっていたとはいえ、まあまあの価格はしますよ。それなりのものを使っているからだと思う。まあ軽井沢価格かな。大事なお客さんが来たときに連れて行く店かな。普段からヒョイっと入るお店という感じではなかった。ランチとか1,200円前後であればいいかもね。
場所は分かりにくいから、だから広告でPRしてるんやろうね。中軽井沢の駅の近くなんやけど、メインの通りからするとちょうど裏側に面しているため、通りがかりでは見つからんとこよ。おれも新聞の折り込みチラシが入るまで知らなかったもん。数え切れないくらいメインの通りを通っているのにね。
クレジットカードが、今現在まだ使用不可というのもマイナスポイント。お店オリジナルマグカップは販売されているけど、カードが使えないってのは外食産業であの手のレストランでは今どきどうよって感じです。そのうち、整えるとのことですが。
いつか2回目に行ってみて、そういう料理の味以外の部分で変わらない感じだったら、たぶん二度と行かない感じになってしまうでしょう。それが外食産業の怖いところやね。
行動分析学者ですから「消費者の消費行動」、すなわち同じ行動を繰り返すための方略を知っている者として、ついついお店の出方を見てしまうものです。イイ場所にあるイイお店なので、繁盛して欲しいなと願っています。
このレストランに寄る前にホームセンターに買い物に行ったら、レジの方に「奥田先生ですよね!」と声をかけられ照れくさかったです(^▽^;)
三代目キャリー袋とかビーフジャーキーとか買い物の内容もバレるのが恥ずかしいです。本当はイチゴの苗「あきひめ」を、1年前同所で大人買いしたので、今回も同じことをしに行ったのですが、「あきひめ」は残りゼロでしたから。あと15苗ほど購入すれば、うちの学校の丘が、ストロベリー・フィールズ・フォーエバーになって、雑草のようにイチゴ一面になるのです。
奥田健次
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