まずはグウタラを自覚しよう
ボクと妻は完璧なミニマリスト。以前冗談半分でブログに写真をアップしたけれど、ボクと妻が使っている食器はそれぞれの片手で数えられる。我が家に来たら、ほとんどの人が物の少なさに驚くだろうと思う。
ミニマリストとまではいかなくても、散らかっていない部屋で暮らしたいと思っている人は多いはず。だけどそれは決して難しいことじゃない。これは経験者のボクだから言える。なぜなら以前のボクは片付けられない人間だったから。
部屋を散らかさないためのコツが書かれた記事。割とポイントを抑えているので、片付けたいと思っている人には参考になると思う。この記事のタイトルにもあるとおり、部屋が散らかる最大の要因は「ちょい置き癖」にある。これはまちがいない。
あとで片付けよう、ちょっと休憩してからやろうというのは、ゴミ屋敷へと至る王道だと思ったほうがいい。これは片付けものだけでなく、人生におけるすべてに悪影響を及ぼす。
『あとでやろう』は、「いつかやろう」に変化する。自分のやりたいことがあっても、そうして先延ばしになっていく。やるべきこと、やりたいことは、いますぐ始めるべき。なぜなら、やってみないとわからないことが山ほどあるから。
片付けに話を戻そう。ボクと妻が買い物から帰ってくると、絶対にやらないことがある。ソファにすわらない、ということ。あぁ疲れた、と思ってソファに腰をおろしてしまうと、そのまま動けなくなる。
だから両手に大量の荷物を持っていても、すぐに適切な場所にしまう。これは勢いの問題なので、やり切ってしまうことが大切。帰宅したときのテンションのまま、一気に片付けてしまう。そしてバッグや着替えた服もすぐに整理する。
そのためにはこの記事で紹介されているように、物の置き場所を確定しておくことは大切。行き場がわからないから、どうしても「ちょい置き」になってしまう。あとで考えればいいや、ということになる。
そしてもっと肝心なことがある。それは自分が『グウタラ』な人間だと自覚すること。この自覚がないと、やはり「ちょい置き」をやってしまう。
ボクが若いころは、先ほども書いたように片付けられない人間だった。だけど妻はちがう。きちんと置き場所を決めて、てきぱきと片付けていく。最初は単なる性格のちがいだと思っていた。だけどそうではなかった。
妻はこう言った。「自分がグウタラだとわかっているからこそ、片付けようと思える」と。
それを聞いてから、ボクも片付けられるようになった。自分の本質から目をそらしているから、いつまでも改善しようとしない。まずは自分の欠点を自覚すること。それができないと、つい「ちょい置き」をやってしまう。それが癖になると、どうなってしまうか?
物に対するリスペクトの感覚を失っていく。物を大切にしようと思わないから、次々と無駄な物を買ってしまう。そして部屋中に不要な物があふれていくという悪循環になる。これでは絶対にミニマリストになれない。
欠点を自覚して真正面から向き合うことで、ようやくどうにかしようと思える。そうしてボクは「ちょい置き」をしなくなった。それはいつしか習慣になり、いまでは意識しなくてもやってしまう。そこまでいけば、部屋が散らかることは絶対にないよ〜!
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