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高羽そらさんインタビュー

トルコの動物愛護法に感動

日本におけるペット関連の法律は悲しい。愛するペットを奪われても『拉致』でななく『窃盗』でしか起訴できない。そしてペットを殺されても『器物損壊』の罪にしか問えない。

 

なぜなら日本の法律でペットは『物』だから。こんなアホなことがあるだろうか!

 

ところが日本と友好関係にあるトルコでは、今年の7月になって素晴らしい法案が可決された。ボクはその内容を見て本気で感動した。

 

トルコでは動物にも「権利」がある? 新たに「動物の権利法」が可決

 

イスラム教の信者が多いトルコでは、元々動物に対して優しい国民性を有している。特に猫が大切にされていて、トルコで有名なバザールという市場では、野良猫たちがどのお店でも大切に扱われている。旅番組を見たとき、トルコの猫たちの幸せそうな様子に癒された。

 

そんなトルコでは2004年に動物愛護法が制定されていて、イスタンブールは『猫の街』へと変貌した。今回の法律改正はその動物愛護法をさらに全国的に進めたもので、『動物の権利法』と呼ばれている。今年の7月9日に正式に成立している。その概要をリンク先の記事からまとめてみる。

 

まず動物に対する規定が日本とはまったくちがう。ペットだけでなく野良猫等も対象になっていて、動物は『物』や『商品」ではなく、『生き物』として公的に認知されている。これだけでも日本がどれだけ後進国なのかわかるだろう。

 

・動物を虐待したり故意に殺した場合。

 

『以前の法律』:小額の罰金刑。

 

『新しい法律』:犯罪者として半年から4年の懲役刑が課され、罰金や保釈金によって減刑されることはない。

 

これだけでも十分に感動した。それ以外のものとしては、闘犬、闘鶏等の動物を戦わせる競技も『犯罪』となった、これは本当に素晴らしい。ボクは日本の闘犬やスペインの闘牛は、人間のエゴがもたらした最大の害悪だと思っている。

 

さらにペットショップはオンラインのみで販売が許可され、飼い主が見つかるまではケージに閉じ込めない環境で飼育することが義務づけられることになった。もっとすごいのは、飼い主はデジタルIDを持つことが義務となり、ペットの飼育を放棄して道路に放置した場合は罰金刑となる。

 

おい、猫を平気で外に出している日本人聞いているか? トルコなら罰金刑だぞ!

 

自治体にも義務が課せられる。道路に住んでいる犬や猫に避妊手術を行うだけでなく、自治体の予算の1%は「動物愛護基金」に拠出しなくてはいけない。その基金によって動物のためのシェルターなどが運営されるとのこと。

 

もう素晴らしすぎて言葉にならない。もしこれと同じ機能を有する法案を公約にする政治家が日本にいたら、ボクは全力で応援する。おそらく同じように思う人は大勢いると思う。メディアはつまらないニュースばかり流していないで、こんな法律が世界に存在することをきちんと伝えてほしい。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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