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高羽そらさんインタビュー

落ち込む時は笑うしかない

どんな人だって毎日楽しいことがあるわけじゃない。ボクもこうして能天気のブログを書いているように見えるけれど、実はそうでもない。がっかりすることなんて、程度の差はあれいつも感じている。今日もそんな気分。

 

こんなときは笑うしかないよね。無理にでも笑顔を作ることで、次へ進む活力を絞り出すしかない。笑っていればそのうちなんとかなるもの。そんな意味で笑えるミュージックビデオがある。

 

ボクの大好きなイギリスのアーティストで、今年の10月に4作目のアルバムをリリースする予定のジェイムス・アーサー。彼がそのニューアルバムに収録される新曲のミュージックビデオを、つい先日にリリースした。タイトルは『September』という曲。

 

ボクは彼のハスキーな声を聴いているだけで癒される。それでビデオを見始めたけれど、想定外の展開に大笑いしてしまった。ジェイムスが恋人と車に乗っている。どうやら彼女の家族に初めて会うという設定。ところが彼女の一族はマフィアだった。

 

娘のフィアンセとして認められるためには、あらゆる悪事に手を貸さなくてはいけない。戸惑いつつもいいなりになっているジェイムスの姿に爆笑してしまった。せっかく素敵なバラードなのに、映像に意識が奪われてしまうほど面白い。ちょっと落ち込んでいても、なんだか元気になってしまうビデオだった。

 

 

 

そして同じく元気をもらえる映画を久しぶりに観た。誰もが知っている名作で、ボクも子供のころから数えきれないほど観ている。久しぶりに観ても、やっぱりどこか笑えて元気になれる作品だった。本当はシリアスで恐ろしい物語なんだけれど。

 

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2021年 映画#100

『大脱走』(原題: The Great Escape)という1963年のアメリカ映画。第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜となった連合国軍の兵士たちによる脱走事件を描いた作品。かなり脚色されているけれど、事実に基づいて映画化されている。

 

内容の説明はいらないよね。ボクがこの映画を観たくなるのは、写真のスティーブ・マックイーンが大好きだから。『タワーリングインフェルノ』で消防士を演じた彼もいいけれど、やっぱり代表作といえばこれだよね。

 

彼が演じるヒルツというアメリカ将校がとにかく面白い。何度も脱走を試みては失敗して独房に収容されている。独房から出ると、また諦めずに挑戦する。捕虜という悲惨な状況なのに、どこか飄々としていていつでも脱走できそうな雰囲気を持っている。事実脱走に成功したのに、仲間に情報を与えるためにわざわざ収容所に戻ってきている。

 

兵士が脱走をするのは義務。これはこの映画の大切なテーマでもある。前線で戦う兵士だけでなく、捕虜となったものも脱走することで敵陣の背後を撹乱することができるから。だから脱走はある意味任務のようなものでもある。

 

200人以上を脱走させようという計画が面白い。そのための準備や隠蔽シーンもワクワクする。もちろんバレたときのドキドキもたまらない。ただこの物語について回るのが、捕虜たちを襲った悲劇。

 

脱走に成功した76人のうち、50人がゲシュタポによって無惨にも銃殺されている。映画では触れていないけれど、この件に関しては戦後に関与したドイツ兵は処刑されているらしい。そりゃそうなるだろう。

 

本当は悲惨で笑えるテーマの映画じゃない。だけど元気をもらえる。それはラストシーンで、懲りずに収容所に戻ってきたヒルツの笑顔を見られるから。彼の限りなく明るい不屈の精神を見ていると、よし、ボクも頑張ろうと思えてくる。やっぱりいい映画だな。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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