志摩スペイン村閉鎖かと思った
毎日Twitterのトレンドを見るのが習慣になっている。昨日の朝、トレンドの上位に『志摩スペイン村』があった。
あっ、もしかしてついに閉鎖?
不安に思ってチェックしたら、志摩スペイン村を紹介する動画がバズっていただけらしい。ホッとした。その出来事が記事になっていた。
志摩スペイン村とは。Twitterトレンド入りに「ん?んんんんん?」と公式アカ。驚きすぎて朝5時にツイート
なんと志摩スペイン村の公式アカウントでさえ、トレンド入りに驚いたらしい。とにかく営業は続いているようでよかった。関東の人には馴染みがないかもしれないけれど、関西人にとってはそこそこメジャーなテーマパーク。名前のとおりスペインをテーマにした遊園地で、ホテルも併設されている。
1994年に開園した当初は、大勢の人が押しかけて夏休みなんかは大混雑だった。だけど年数を重ねるうちに落ち着き、 USJやディズニーリゾートに比べると、アトラクションに並ぶことなく楽しめる気楽な遊園地になった。つまり入場者数があまり増えていないということ。
都会を離れた場所だけに、アクセスはあまり便利じゃない。それでもそんな不利をものともせず、もうすぐ開園して30年になる。よく頑張っているなと思っていたけれど、Twitterのトレンドに入ったときは、さすがにくるものが来たかと思ってしまったwww
この志摩スペイン村は、ボクと妻にとって忘れ難い場所。何度行ったか思い出せないほど通っている。二人一緒に祇園の芸舞妓事務所で働いているときは、一緒に土日を休むのが無理だった。それで病気だと嘘をついて二人で遊びに行ったこともある。
土日に行ってもメインのアトラクションは並ぶこともない。平日に行ったときなんか、二人だけで最新のジェットコースターに乗ったこともある。また併設しているホテルがいい。リゾート感覚にあふれ、美味しいスペイン料理も堪能できる。
ホテルが開業した数年後に温泉が掘られた。『ひまわり温泉』という名の入浴施設ができて、ボクと妻はすっかりハマってしまった。祇園の事務所を辞めてボクが印刷会社に勤めているころは、列車ではなく自家用車で遊びに行った。
土曜日の朝早く京都を出て、お昼は途中の松阪で美味しいお肉を食べる。そして鳥羽を経由して志摩のホテルにチェックイン。ゆっくりとお風呂を楽しんでから、スペイン料理を味わうというパターン。翌日の朝食バイキングがこれまた美味しくて、いつも食べ過ぎて翌日の昼食は抜いていたほど。
ところがあるときから足が遠のいた。志摩スペイン村に一泊して戻ってきたとき、飼っていた先代猫のリンちゃんの様子がおかしい。たしか2月のことだったと思う。そしてそのまま4月にはまだ9歳なのに亡くなってしまった。
彼女の死とスペイン村が心のどこかで結びついているせいか、それ以来行っていない。1年後には赤ちゃんのミューナがやってきて、やがて神戸に引っ越した。それでますます縁遠くなってしまった。
行ってみたい気はあるけれど、コロナのこともあるし、ミューナに1日2度は薬を飲ませないと行けないので外泊はできない。いつかミューナを見送ったあと、コロナが落ち着いていたら二人で行ってみたいと思う。それまで頑張って営業を続けてね〜〜!!
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