花粉症デビューしちゃった
若いころから鼻炎持ちだったけれど、花粉症だけは縁がなかった。コロナ禍以降はマスクをしているけれど、それまでの半世紀の人生でスギ花粉の時期にマスクなど必要なかった。マスクをしている昨年もたまに鼻炎は発症したけれど、継続的ではないので花粉がアレルゲンではなかったと思っている。
ところが今年はダメ。昨年までと症状がちがう。今年の2月末から3月にかけて、鼻炎の症状が常態化した。それだけでなく目がかゆい。目に関してはこれまで経験がなかった。調べてみると、関西ではこの時期に大量の花粉が飛散していた。要するに還暦を過ぎて花粉症デビューしてしまったらしい。
ただ症状は大したことなく、二度ほど鼻炎薬を飲んだ程度。鼻づまりやくしゃみ続いているけれど、どうにか耐えることができている。目のかゆみも我慢できる範囲。だけどちょっと困った症状が出ている。
花粉症の症状が出ると同時に、蕁麻疹のような状態になることがある。上半身にかゆみが起きて、背中や腕に赤い発疹が出る。頭皮がかゆくなることもある。30分ほど耐えていたら治って、発疹や肌の赤みも嘘のように消えてしまう。でもその時間は、何をするにも集中できなくて困っている。
これは何よ? もしかしたらその答えが見つかったかもしれない。
とても不思議なタイトル。なぜ花粉症でりんごが食べられなくなったのか?
リンク先の記事には、「交差反応」という症状が紹介されている。花粉症の女性がりんごを食べたらアレルギー反応が起きた。唇がたらこのように腫れてしまったそう。それで病院へ行くと、りんごに対するアレルギー反応は陰性だった。なのになぜ?
これが「交差反応の」の特徴。花粉症になると、肉体の免疫機能は戦闘状態に入る。常に外敵の侵入を警戒しているので、花粉以外のものに対して「花粉」だと誤解してしまうことがあるらしい。この女性の場合は、りんごを「花粉」だと免疫機能が誤解した結果のアレルギー反応とのこと。
記事を読んでいると、バナナで強いアレルギー反応を起こした人もいるそう。これも同じく「交差反応」だったとのこと。そう頻繁に起きるものではないそうだけれど、花粉に過敏になっているときは「交差反応」が起きやすい。
もしかしたらボクの蕁麻疹も、その「交差反応」じゃないだろうか? 花粉症の症状が出ているとき、原因はわからないけれど何かに反応した。その何かを「花粉」だと誤解したことで、アレルギー反応が起きているのかもしれない。
鼻炎薬で症状を抑えているときには、蕁麻疹のような症状も出ない。花粉症と連動しているのは明らか。だとしたら1日でも早くスギ花粉が終わってくれるのを待つしかなさそう。今日の神戸は雨なので、花粉の飛散は抑えられるだろう。まさかこの歳になって花粉症になるとは思わなかったなぁ。
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