偏愛がもたらすAIの恐怖
いやぁ、昨日はマジでしんどかった。食あたりでダウンしていて、昨日は何年かぶりでブログを全休した。日曜日の夕食に食べた牡蠣が原因だと思われる食あたりで、お腹は痛くなるだけで済んだけれど、吐き気と倦怠感でヘロヘロだった。
まだ腹痛は残っていて、万全とは言えない。それでも今日は朝食も昼食もいつも通り食べられた。そしてブログも更新できたのでよしとするか。連載しているFFも3000字以上書けたから問題なし。あとは日にち薬だろう。
そんなヘロヘロ状態の昨日なのに、あまりの怖さに腹痛を忘れて見入った映画がある。
2024年 映画#34
『M3GAN/ミーガン』(原題:M3GAN)という2022年のアメリカ映画。日本での公開は2023年の6月なので、まだ1年が経過していない。なのでネタバレしないように注意しよう。
物語のストーリーとしては珍しくない。ケイディという9歳の少女が交通事故で両親を亡くした。引き取ってくれたのはジェマという母の妹。独身でロボット工学の研究者として働いている。ヒット商品のロボットを作ったけれど、ライバル会社に真似をされて上司からは打開策を求められていた。
そのうえ姪っ子を預かったことでパニック状態。そこでそれまで極秘に開発していたAIロボットを完成させた。それがミーガンという名前のロボット。先ほどの写真の中央がミーガン。AIロボットで学習機能を有している。ケイディを登録してミーガンを働かせると予想を超える好結果を出した。
両親を失ったケイディの心に寄り添い、ロボットとは思えない機能を見せた。このことで会社はこのロボットの量産を目指す。ところがその準備が進むなか、奇怪な出来事が頻発する。やがて人が死ぬようなことになってきた。
ジェマはミーガンを疑う。プログラムされているのは登録した対象を守ること。もしかしてミーガンはケイディを守るために、彼女を傷つける存在を排除しているのではと疑う。ということでここからは完璧なホラー映画になる。
この映画を観て思い出したのは『チャイルド・プレイ』のチャッキー。チャッキーの場合は殺人鬼の魂が人形に取り憑いたという設定。でもこのロボットは完全なAI。けれども少しずつ意志を持ってくるのがかなり不気味。『ターミネーター』等でも取り上げられたロボットの反乱パターンなんだけれど、少女の風貌ということで新しい風を感じるホラー映画だった。
PG12指定なので小さな子供は無理かな。人形が出ると思って子供に見せたらトラウマになるかも。かなりエグいシーンもあるからね。でも映画としてはよくできていて、人間とロボットの愛情の違いも描かれていた。どうやら続編も検討されているらしい。新しいブームを起こす作品かもしれないね。
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