菊花
いまは目で楽しむことが多い菊ですが、元々は薬草として中国から伝わってきました。
生薬としては腎臓・肝臓などにもよいとされ、肝臓に働くということはすなわち眼精疲労に効果があります。
また、腎臓のもつ解毒作用を助けます。熱を取り、炎症を和らげてくれるので吹き出物に効く(菊だけに)という一面もあります。
菊の花を乾燥させて作る「菊花茶」に美肌効果があるなどと言われるのはこうした理由です。
PC作業の多い現代人、ついつい夜更かしして寝不足で疲れがたまる、などという方には、ぴったりかも。
重陽の節句(9月9日)で菊をお料理にも多用するのも、夏の疲れを癒すためなのかもしれません。
今年はスーパームーンでもあったようですね、見逃しましたが
*写真は「La Beaute」で食べたランチ、牛すじスープカレーです。