[gtranslate]
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
世界各地から招かれる国際的セラピスト 奥田健次独占インタビュー【前編】
奥田健次(行動分析学者)Xアマゾン

犬の合宿、始まります♪

パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ

大学をサッパリと辞めまして、西軽井沢の5,000坪の廃校を買い取り君しました。そこで学校再生みたいなことをやっています。昨年が1年目で、今年が2年目。

昨年に続いて『家庭犬育成指導者養成キャンプ』がいよいよ始まります。うちの学校では、それぞれの分野のスペシャリストを講師として招いています。今年も、山本央子先生にご指導をいただくことになりました。おれは主催者側の学校長に過ぎません。プラス、昨年のこのキャンプに連れて来られた保護犬をいただくことになったので、その飼い主みたいな立場でもあります。まあ、実際には飼い主は学校の管理人のほうですが。おれ、ほとんどこっちにいないし。

人間の子どもの発達障害の業界でも、どこの業界でもそうですが、とにかく色んな団体が「資格ビジネス」に走るんですよ。とある学会でも、学会認定資格なんてのをやり始めたら、数百万の年間収入だったのが一桁増えたっていうのですから、どんだけ儲かるねん的な世界。犬の業界も、やたらとありそうですね。

それで、うちの学校では肩書きよりも実力。合宿のプログラム内容を見ても、専門用語とか使いこなせるようになることなんてのは「どうでもいい」くらいのスタンス。とにかく、実習して、動いて、動かして、考えて、また動くという。まさしく臨床です。昨年、うちの学校に来た研修生らは、もしかしたら最初は斜に構えていたかもしれません。ところが、何人かの研修者らは、最終日には気づいたみたい。専門用語を並べ立てるだけでは、こりゃダメなんじゃないかと。

実は、まったく同じような問題は人間を相手にした心理臨床の養成課程にもあります。大学院でケースなんかほとんどやって来なかった(教員がインテイクしないし、何年も通っている発達障害の落ち着いた子ばかり相手しているとか、そもそもカンファも実質的にやってないのと同じ)みたいな、実習の不足した大学院生が学歴やら資格やらを得て、できるようになった気になってしまっているという。

まあ、おれのところにはそういう学歴やら肩書きとか資格みたいなものを持って、そういう臨床の仕事に就きたかったんだという人は来ませんよ。就職しながらも来る人たちってのは、プロの演奏家がプロになっても師匠のところに稽古してもらいに通って、なおかつ家でも1日8時間とか練習しているみたいに、ほんの一握り。

今回の犬の合宿に来る人も、頭で考えて動こうとしないタイプなのか、それとも確認してもらうために山本先生の前で「これで良いですか? このやり方で良いですか?」とガンガンやるタイプなのか。後者のほうは、当然、分化強化されるので実力が上がっていくことは間違いないのです。

おれは校長として、そういう学ぶ姿勢を支援するだけです。といっても、まだまだスタッフの少ない学校なので、コーラやオレンジジュース、夜のビール&おつまみと佐久地方の地ビール「よなよなエール」、ピザの予約にサラダのオーダー、ブランドパンの予約と宅配受け取りなどなど。おそろしい雑務に圧倒されてます。普段、まったくやらない仕事やからね(^^;)

修行です(^^;)

自分の中で、こうやって1年間の間に修行ができる日があるというのは、非常に刺激的でありがたいことです。

ちなみに、うちの学校に来る人は「お客様」ではありません。学びに来る人です。「カネを出してるねんから云々」とぬかす奴がいるなら、「出てけ!」と追い出します。そういう姿勢の人が来るところではないからです。今どきの日本のサービス業に慣れていると、火傷しますよ(* ̄∇ ̄)ノ

そんなわけで、先日募集を開始した来月の行動分析学道場(こちらの記事です)なんか、まさしく「道場」という名称にしているだけあって、あらかじめ断っておきますが、本当に謙虚に学ぶ姿勢をお持ちの方でないとヤバイと思います。結果、少数ということになっても、主催者としては本望なのです。

島宗先生もブログで紹介して下さっておりますが-北軽井沢(群馬県)になってましたが、西軽井沢(長野県)です-、本来ならば目的が近い受講者を集めた方が到達するところも分かりやすいのは確かです。しかし、うちの道場ではどっちかというと高杉晋作の奇兵隊のような感じ。農民、商人、職人、漁師、力士みたいな人が、ただ「共に闘う」という目的だけで集まるという。そういうのを目指してます。教える側は、結構大変だということですが。ですので、教育や福祉の近接領域の方でも、やや領域が異なるけれどもたとえば「いじめの問題、絶対に許せない! なんとかできないのか、行動分析学で」という同志も、参加対象になる可能性もあります。ただし、事前課題は必ずやってもらいますが。

めっちゃ怖がらせている感じやけど、どの講師もユーモアと温かさあふれる方々で、ただ一流ばかりですからそれぞれに譲れない専門性の部分や「こだわり」みたいなものがありまして。そこに触れると怒濤のようなリアクションがあるでしょう。それ以外は、ひたすら面白がって興味深くお付き合い下さる方々ですよ。学問や臨床には当然のように厳しいのですが、自由な時間には旧軽井沢などを散策しながら、ざっくばらんにお話しできますよ。楽しくて、笑ってばっかりの世界(笑)。

うちの学校の合宿で提供しているランチも、実は一流のシェフに来ていただいているのです。昨年も今年も。美味しくて、身体にも良い料理とは? そういうことに関心のある方は、シェフが落ち着いてからご質問いただければ、詳しく教えて下さいます。昨年も大好評でした。砂糖の使い方ひとつ、善し悪しがあるんですって(´◡`๑)

さあ、いよいよ『家庭犬育成指導者養成キャンプ』が始まります。山本先生、ご指導をよろしくお願いいたします。

奥田健次

Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る


インタビュー特集もっと見る

 

奥田健次(行動分析学者)トップページへ

奥田健次(行動分析学者)プロフィール

プロフィール写真


奥田健次(おくだけんじ)
身長・体重 174cm・63㎏
生年月日 1972年1月20日
血液型 B型
出身地 兵庫県

プロフィール詳細

このブログの更新情報が届きます。

奥田健次(行動分析学者)モバイル版

ブログモバイル版

奥田健次(行動分析学者)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp/kenjiokuda/

奥田健次(行動分析学者)カレンダー

2013年7月
« 6月   8月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

奥田健次(行動分析学者)カテゴリー

奥田健次(行動分析学者)アーカイブズ

奥田健次(行動分析学者)リンク

奥田健次(行動分析学者)お仕事依頼