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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.109

ついこの前12月になったと思ったら、はや10日を過ぎました。これから年末らしい雰囲気になっていくのでしょう。そんな年末の風物詩となっているのが『年末ジャンボ宝くじ』です。最高賞金が10億円というとんでもない金額ですから、夢を追って買われる方が大勢おられると思います。

 

そんな楽しい気分に水を差すような記事を見つけました。

 

年末ジャンボ宝くじは、単なる「貧乏くじ」(非合理的な金融知識の差)

 

この記事の著者は、宝くじを『貧乏くじ』とまで言い切っています。無駄なことはやめた方が賢明だという意味でしょう。その根拠を数字を使って説明されています。

 

還元率という言葉があります。利用金額に対して、どれだけの割合で払った人たちに戻ってくるかを示した数値です。日本国内で認められているギャンブルの還元率は以下のようになっています。

 

競艇:74%

競輪:75%

オートレース:74%

競馬:74%

サッカーくじ(toto):49%

パチンコ:85%程度

 

では年末ジャンボ宝くじの還元率はどの程度なのか?

 

実はこのなかで最低の45%ほどだそうです。著者に言わせれば「世界で最も割りに合わない最悪なギャンブル」ということになります。法律上、宝くじの還元率は50%以下でないといけない決まりがあるとのこと。その理由はわかりますね。胴元である自治体が儲けるためです(笑)

 

宝くじを販売して全国の購入者から集めたお金を、わかりやすく1億円としましょう。すると最初に5,500万円が差し引かれて、残りの4,500万円を当選金として一部の人たちで分け合うということになります。つまり半分以上のお金が、黙っていても自治体に入ってくるというシステムです。

 

節税しようと必死になっているくせに、何も考えずに自治体にお金を渡している。だから著者は『貧乏くじ』だと揶揄しているのでしょう。「金融知識がない人からの搾取だ」とまで言っておられます。

 

それにしてもここまでけなす必要はないように感じました(笑) この記事に書かれているような具体的な数字を知らなくても、それほど割りのいいギャンブルでないことを誰もが知っているはずです。一発逆転の夢を持つ人がゼロではない可能性にかける気持ちは、それはそれでいいと思います。

 

だけどわたしは、以前ほど宝くじを買わなくなりました。1年に1度くらい、よほど気が向いた時に10枚買う程度です。別にギャンブルを否定しているわけではありません。わたしは競馬も競輪もパチンコもやりませんが、その存在に反対していません。

 

むしろ現在審議中のカジノ法案が早く実行されることを願っているくらいです。できれば大阪か神戸あたりの埋立地に、ラスベガスのようなカジノを作って欲しいと思っています。大勢の観光客が訪れますし、ショービジネスも発展するでしょう。

 

ギャンブル依存症を危惧して反対している人がおられますが、すでにパチンコという『闇の換金システム』が存在しています。今さらカジノができたからと言って、依存症の人の生活は変わらないでしょう。異常なほどギャンブルにハマる人は、すでにハマっているはずです。

 

話はそれましたが、わたしが宝くじを買わなくなってきたのは、単に面白くないからです。あまりに『他人任せ』の部分が多いからです。番号を選べるくじなら多少は参加しているという気分になりますが、ジャンボ宝くじの場合は『わたし』が入り込む要素が少なすぎます。

 

せいぜい吉日を選ぶとか、売り場を選ぶ程度でしょう。競馬やパチンコなら予想したり攻略法を検討したりできるので、まだ努力のやりがいがあります。でもジャンボ宝くじはお金を出すだけで、あとはじっと待っているしかありません。もし高額当選すれば嬉しいでしょうが、思っているほど充実感や満足感を持てないように感じます。当選したことがないのでわかりせんが(笑)

 

どうせ人生はギャンブルみたいなものです。例えば小説を書いて新人賞の投稿をしたとしても、実力以外に『運』も左右します。最初に誰が読んでくれるかによって、運命は変わってきます。『売れる』ということは、かなりの部分でギャンブル的な要素が介在しています。

 

でも宝くじに比べると、『他人任せ』の部分はかなり少ないのは確かです。技術を高めたり、経験を深めることで、より近くに『運』を引き寄せることができます。こうしよう、ああしよう、という自分が関われる部分が強く存在します。そこにこそ、何かに挑戦する楽しみがあると思うのです。

 

超えられそうにない壁や高いリスクを、どのようにしてくぐり抜けて自分の目的を達成するか。その挑戦こそが、人生の醍醐味だと考えています。だからわたしは「他人任せ」で待っている時間があるのなら、少しでも自分の人生に関わっていきたいと思っています。そのほうが断然楽しいと思うからです!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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