コロナと共存する『新しい形』
昨日、ちょっと驚くニュースを見た。想像できたことだけれど、活字で見せつけられるとやはりショックだった。
米ディズニー、テーマパーク部門で約2万8000人削減へ ディズニーランド再開めど立たず
アメリカのディズニーは、テーマパークで働く従業員のうち約2万8000人を削減するとのこと。パークは再開しているけれど、入場者数は制限せざるを得ない。それゆえ人件費を削減するしかないんだろう。そのほとんどがパートで働く人たちらしい。
悲しいけれどこれが現実。ウイルスというのはある意味公平な存在。金持ちだからといって、マスクもせずにフィリピンパブに出入りしていると感染する可能性が高くなる。それゆえ夢の国のディズニーランドでも容赦しない。
アメリカは失業率がうなぎ上りだし、こうした事態を受けてさらに悪化するだろう。これから年末にかけて、同じようなことが起きると思う。
それは日本でも同じで、コロナ以前のような世界に戻るのは難しい。日本だって会社の倒産や失業者が増加することは避けられないだろう。そのために各国政府は対応策に全力で取り組んでいるはず。スタートしたばかりの菅政権に期待したいと思う。
ただ昨日のブログにも書いたとおり、ボクたちも意識改革が必要。以前とはちがう形態の日常を受け入れていくしかない。感染予防に注意しつつ、経済が回っていくことに意識を向けるべきだと思う。
つまり楽しむことを先延ばしにしないということ。ウイルスを恐れて過剰に反応するのではなく、自分たちの可動域を少しずつ広げていくべきだと思う。以前のように旅行できなかったり、会食できなかったり、映画や芝居、あるはコンサートを見られないかもしれない。
だけど意識を変えることで、新しい形でそれらのことを楽しむことは絶対にできる。それに合わせて旅行会社や飲食店、映画製作者や俳優さん、そしてミュージシャンたちも必死になって『新しい形』を模索している。だからボクたちもその動きに乗っていくべき。
USJに行ったある人が、SNSで楽しそうな感想を述べていた。緊張しながら入園したけれど、本当に楽しかったとのこと。以前のように並ぶことなく、アトラクシャンをノーストレスで楽しめたらしい。ものは考えようで、もしかしたらコロナ以前よりも楽しめるかもしれない。
企業の倒産や失業者の増加は辛いけれど、それらは『新しい形』への過渡期だと考えることができる。だからエンタメ業界で頑張っている人たちを応援する意味でも、ボクたちも『新しい形』を日常化していく時期なんだと思う。
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