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高羽そらさんインタビュー

わたしの不思議体験 Vol.28

不思議というほどのことではありませんが、以前から気になっていることがあります。

 

なにゆえか、私は動物と乳児にモテます。私がモテるというより、私の背後にいる存在が注目を集めている気がします。それはいったい何なのかが、ずっと気になっています。

 

街を歩いたりスーパーで買い物をしている時、ベビーカー等ですれ違う乳児は私はガン見します。通り過ぎてもわざわざ振り返って、首をグイとの伸ばして私の顔を覗き込みます。見逃してなるものか〜、という表情をしています。そして大抵ニコリと微笑んでくれます。でもその視線は私の背後を捉えているのです。

 

動物たちも同じです。初めて会うワンちゃんやニャンコでも、近くに寄ってきてくれます。散歩させている飼い主さんが驚くことがあるほどです。猫と触れ合える施設に行ったことがあります。絶対抱き上げないでくださいという注意書きがありました。当然守っているのですが、猫が私を見つめています。思わず「うん」と頷きますと、ヒョイと私の身体に飛び上がってくるので否応なしに抱っこすることになったりします。

 

同じような犬の施設にいる時も、食事の時間でトレーナーさんの元にたくさんのワンちゃんが駆け寄っています。ところが通り過ぎたワンちゃんが、引き返して私にまとわりついてきたこともあります。私は何もあげるものを持っていないのですけれどね。

 

妻の実家でインコを飼っていたことがあります。ハナちゃんという名前でした。人見知りする子だったそうですが、初対面で私の肩に乗ってくつろいでくれています。そういえば、妻と結婚してすぐの頃です。あるホームセンターに行きましたが、そこで亀が売られていました。

 

水槽を何気なく見ていたのですが、強い視線を感じました。小さな亀が私を見つめているのです。その瞳はどう見てもハートマーク。私が歩き出すと、猛スピードで動いて私を追いかけてきます。亀だとは思えない速さです。飼ってあげればよかったねぇ、と妻と話していたくらい不思議な亀でした。

 

動物と乳児に共通していること。それは言葉が話せないということです。その証拠に話せるようになった幼児にはモテません。もしかすると私の背後にいる存在は、言葉を話すようになると見えなくなるのかもしれません。

 

ある時期、妻はいろいろな存在が「見えた」ことがあります。過去のブログで書いたこともありますが、妖精も見ています。そんな頃、私の背後にいる存在らしきものをチラッと見たと話してくれました。それは数匹の動物たちだったそうです。

 

オオアリクイやクマのような動物がいたそうです。寝室の天井の隅で、私を見つめているフクロウも見たことがあると言っていました。確かにそんな動物たちが私の背後にいたら、それを見た乳児は喜ぶでしょう。そして動物たちも親近感を持って近寄ってくるかもしれません。

 

だけど彼らが本当に何を見ているのかわかりません。なぜなら動物も乳児も言葉を話せませんから……。

 

ところが2年前。そのヒントになるような経験をしました。京都の愛宕山に妻と登山をした時のことです。休日なので大勢の人が歩いていました。私たちの近くにも、若い両親と子供連れの家族が登山をしていました。

 

そのなかに小さな男の子がいます。多分2〜3歳くらいでしょう。小さいながらも自分の足で登山をしていました。楽しそうに両親と話しています。その子供がどうも後ろを歩く私を気にしています。言葉を話せる年齢なのに珍しいと思っていました。視線は当然ながら私の背後に集中しています。

 

しばらく歩いていると我慢できなくなったのか、その子供が私の背後を指差して言いました。

 

「アンパンマンが隠れてる〜〜!」

 

もうびっくり! 一度宣言すると叫び続けています。何度も振り返っては、私の背後を指差して「アンパンマンが隠れてる」と言うのです。両親は申し訳なさそうにしていましたが、私は大笑い。そして興味津々でした。

 

だって話のできる子供が、初めて私の背後にいる存在を説明してくれたのですからね。具体的に何が見えているのかわかりませんが、その子供の語彙力ではアンパンマンが一番近い存在だったのでしょう。子供のヒーローですから、嬉しいですね。

 

動物やアンパンマンらしき存在を引き連れて、私は歩いているようです。昔のチンドン屋さんみたいなものかもしれませんね。でも子供や動物に好かれるのは嬉しいことです。私の目で見ることができませんが、背後にいる存在たちとこれからも仲良くしていきたいと思っています。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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