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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.455

先日アメリカのトランプ大統領が来日したとき、北朝鮮による拉致被害の関係者と面談した。そのときにふと思ったことがある。

 

ボクは学生時代を金沢近郊で過ごしていた。海が好きなので、休日になると自転車で人の少ない海岸によく行った。まったく誰とも会わなかったことなんてしょっちゅうだった。でもよく考えてみると、その当時に北陸では拉致が行われている。

 

一歩まちがえれば、ボクが被害者になっていた可能性はゼロじゃない。なぜなら海の向こうは朝鮮半島で、漁船程度の船で日本へ密航することが可能だから。

 

今月の23日には、秋田県で長さが20メートルほどの木造船が漂着した。なかには8人の漁師がいて、北朝鮮で漁をしていて船の故障で遭難したとのこと。そんな簡単な漁船で、北朝鮮から日本まで来れるという事実に驚いてしまう。

 

だけどこうした漂着の背景には、単なる事故としては片付けられないことがある。それについてわかりやすく書かれた記事を見た。

 

北朝鮮木造船の秋田沖漂着は何を暗示しているのか!

 

この記事を読んで驚いたのは、一昨年の11月から12月にかけての2ヶ月間だけで、木造船漂着数は16件もあったということ。なかには長期間漂流していたせいで、白骨化した遺体が26体も見つかったことがあるらしい。

 

漂着がこの時期に多いのは、食糧不足を解消するために北朝鮮政府が漁獲高の増量を命令するから。それゆえ無理な操業を続け、挙げ句の果てに遭難する船が後を絶たない。小さな漁船にとっては日本海の波は荒く、日本までの距離も遠い。それでも死に物狂いで漁を続けるから、日本の領海で遭難するようなことになる。

 

この記事の著者が危惧しているのは、いざとなったら北朝鮮から日本へ来るのは漁船でも可能だということ。もし朝鮮半島で有事があれば、大量の難民が日本海を越えて日本までやって来る。陸地がつながっていなくても、難民は確実に日本へ大挙して訪れるだろう。

 

これは東北から山陰や九州までかけての日本海側で暮らす人たちにとって、かなり切実な問題だと思う。政府が適切な対応を取らないと、とんでもない混乱を引き起こすことになる。怖いのは、どのような人物が紛れ込んでいるかわからないから。

 

手を差し伸べるべき人がほとんどだろうけれど、北朝鮮政府の工作員が紛れ込んでいてもわからない。何らかのテロ行為に及ぶ可能性がある。そんな危険な人物が入国すれば、何が起きても不思議じゃない。

 

そういえば昨日、野党の国会議員が北朝鮮の工作員によるテロの懸念をツイートしていた。日本海側には多くの原発がある。発見できないような小型の漁船で日本へ密航して、原発にテロを仕掛けることができるということ。たしかに、まったく不可能だとは言えない。

 

北朝鮮と日本は、精神的距離は遠く離れているけれど、物理的距離は想像以上に近いということ。海外のテロや難民問題は、日本人にとっても他人事じゃないことを意識するべきだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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